ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸のかんぬき

2025-02-04 21:56:31 | 水戸

  かんぬきは、門を閉める横棒をいうそうです。かんぬきの漢字である「閂」にある横棒は、その形だそうです。

 

水戸城大手門(三の丸2)
 大きな門ですが、その割には小さなかんぬきのようにみえます。それでも、幕末の争乱に至るまで、門が破られたことはなかったそうです。(撮影R5/2/25)

 大手門の復元工事見学会の時にあった、大手門裏側の図です。写真右の矢印はくぐり戸のかんぬきです。(撮影R1/8/25)

 

偕楽園表門(常盤町1-3-3)
 黒門ともいわれる、偕楽園に入る正式な門だそうです。くぐり戸のかんぬき(矢印左)と、本来の門のかんぬき(矢印右)の一部が写っています。(撮影H28/9/16)

 

何陋庵(かろうあん)入口門(常盤町1-3-3)
 南門から崖を登って、偕楽園内にある好文亭付属の茶室・何陋庵に入る門にあるかんぬきです。柱(写真左)にクヌギの丸太が使われているようですが、全体的にいかにも茶室らしい風情を醸し出そうとしているようです。(撮影R6/8/24)

 

弘道館正門(三の丸1-6-29)
 三の丸の内側にある門ですから、がんじょうではないのでしょうか。元のままの形だとしたら、門に付けられた閂鎹(かんぬきかすがい)に接触する横棒部分に鉄板が巻かれてはいますが、いかにもきゃしゃな感じがします。(撮影H28/6/12)

 

善重寺御廟(ごびょう)入口(酒門町2096-2)
 親鸞の分骨を納めたという、善重寺御廟の横側入口外側につけられた、装飾的かんぬきです。(撮影H29/2/26)


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