秋の実のいろいろです。アカメガシワ、イヌツゲ、ウメモドキ、エゴノキ、ネムノキは9月に撮りました。
アカメガシワ(赤芽槲 トウダイグサ科 木葉下町)
新芽は赤くて目立ちます。果実が割れて種子が三つずつでてきます。
イヌツゲ(犬黄楊 モチノキ科 国道50号線加倉井信号近く)
これから黒くなってゆきます。ツゲ(ツゲ科)と似ているものの材質が劣るのでイヌが付くのだそうです。
ウメモドキ(梅擬 モチノキ科 千波公園)
名前でウメ(バラ科)の仲間かと思いましたが、モチノキ科だそうです。鳥がいかにも好みそうに見える実ですが、実際、この実は鳥が食べることによって発芽するのだそうです。
エゴノキ(斉墩果(本来はオリーブの漢名だそうです) エゴノキ科 木葉下町)
実がえぐいのでついた名前だそうです。このあと、実が割れて褐色の種子がでてきます。
シラカシ(白樫 ブナ科 七軒町児童公園)
先日の台風でだいぶ落ちたようでした。タンニンが多くて、実はそのままでは食べられないそうです。
センダン(センダン科 祇園寺)
これから白っぽくなってゆきます。栴檀は双葉より芳しというセンダンは、ビャクダンのことだそうです。
ドウダンツツジ(灯台躑躅 ツツジ科 祇園寺)
紅葉ばかり見ていて実は見ていませんでした。写真は150年の古木です。満天星躑躅とも書きますが、白い花が密集して咲くことによるそうです。
ネムノキ(合歓木 マメ科 偕楽園公園)
いかにもマメ科らしい実です。夜になると葉が閉じることからついた名前だそうです。
フジ(藤 マメ科 東照宮)
子供のころ、これでチャンバラごっこをやった方もいることでしょう。房になる沢山の花の中で、数個しか実はできないそうです。
モッコク(木斛 ツバキ科 城東児童公園)
ツバキの実を小さくしたような感じの実です。アカミノキともいい、日本の庭園では必須の樹木だそうです。
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