ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸・百樹園の樹皮(6)

2022-02-05 20:03:20 | 水戸

ハルニレ(ニレ科)
 樹皮は灰色っぽい褐色で、アキニレが平滑なのに対して、縦に深く切れ目ができるそうです。朝鮮語のヌルムがニレに変化したそうです。

 

ホオノキ(モクレン科)
 樹皮は灰白色、なめらかで、皮目が散らばるそうです。材は柔らかくて、大きな白い花を咲かせます。ホオは「包」で、食べ物を包んだことことからついたようです。

 

ボダイジュ(アオイ科)
 樹皮は紫がかった灰色で、始め平滑で、後に浅い割れ目ができるそうです。昔はこの樹皮の繊維が織物に使われたそうです。釈迦がボダイジュの下で悟りを開いたので「菩提(悟りを得た無上の境地)」の字がついたそうですが、インドでは違う木だそうです。

 

ミズキ(ミズキ科)
 樹皮は灰褐色から灰黒色で、縦に浅い裂け目ができるそうです。春に切ると、樹木がしたたるのでミズキというそうです。こけしの材料だそうです。

 

モッコク(ツバキ科)
 樹皮は黒灰色でなめらか、丸い皮目があるそうです。染色にも使われるそうです。江戸五木に数えられ、昔は好まれたそうです。

水戸・百樹園の樹皮(5)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 水戸の鶴(2) | トップ | 水戸の民間信仰(3) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

水戸」カテゴリの最新記事