ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の芽(1)

2018-01-11 20:10:22 | 水戸

 芽は、冬の寒さに耐えていて、春になると一気に芽吹きの緑色に変わってゆく力をため込んでいるようです。芽がふくらんできているのを見ると、寒くても春の近さを実感します。

 

ウメ(バラ科)
  偕楽園(常磐町1-3-3) 花芽ですが、だいぶふくらんできています。すでに気早にも開いている花もわずかですがあります。

 

イチョウ(イチョウ科)
 水戸八幡(八幡町8-54) オハツキイチョウの芽です。

 

オオデマリ(スイカズラ科)
 水戸市植物公園(小吹町504) 公園内の薬用植物園にありました。

 

オニグルミ(クルミ科)
 鯉沢緑地(元吉田町642) 芽の下には猿の顔の様な葉痕が見られます。

 

ガマズミ(スイカズラ科)
 偕楽園(常磐町1-3-3) 絨毛であたたかそうな芽です。

 

タラノキ(ウコギ科)
 くれふしの里古墳公園(牛伏(うしぶし)町201-2) このとげをものともせずに芽をつむのですから人間は貪欲です。

 

ドウダンツツジ(ツツジ科)
 祇園寺(八幡町11-69) 小さな芽がいっぱいついています。これは10月に撮った写真です。

 

ニガキ(ニガキ科)
 偕楽園(常磐町1-3-3)  面白い形をしています。

 

ノイバラ(バラ科)
 鯉沢緑地(元吉田町642) 赤い芽の色が印象的です。

 

ロウバイ(ロウバイ科)
 偕楽園(常磐町1-3-3) すでに花は満開でした。

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水戸の正月飾り(2)

2018-01-10 19:59:51 | 水戸

 

和光院本堂(田島町415)
  コブとウラジロがはいっていました。

 

 

石仏覆い堂(茨城県立歴史館脇 緑町2)
 上方に丸い輪を作る形の正月飾りはあちこちで見られました。

 

 

常陽銀行本店(南町2-5-5)
  銀行の正月飾りです。常陽銀行には関連施設として、常陽藝文センターや、常陽資料館があります。

 

 

ハナトコ(元山町2-3-39)
  花も扱ってる店なので、自前の飾りのようです。

 

 

せん茶(移動式茶室 東照宮 宮町2-5-13)
  藤森照信寄進の移動式茶室の中に飾られていました。茶花の正月飾りということでしょうか。

 

 

鷲神社(千波町1945-1)
 灯籠にもしめ縄がはられていました。これは去年の写真です。

水戸の正月飾り(1)

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水戸の大杉神社(1)

2018-01-09 20:44:11 | 水戸

 あんばばやし('17水戸黄門まつり)

 水戸の大杉神社は、稲敷市阿場(あば)にある大杉神社を分祀したりしてつくられたようです。疱瘡などの疫病よけや、海上交通などの安全に効験があるとされた大杉神社信仰は、江戸中期にあんば囃子(ばやし)と共に藩をこえて急速に広がり、水戸藩のみならず、享保12年(1727)には幕府からも禁令が出るほどの勢いがあったそうです。地名からあんば様ともいわれ、今でも、お年寄りは大杉神社をそう呼ぶこともあるようです。去年の水戸黄門まつりではあんば囃子が披露されていました。(上の写真) ぶらっと歩きで見て回って今のところ、以下に並べた神社写真の上から順に、独立の神社として祀られているのは2社、独立の境内社として祀られているのは5社、独立社として合祀されているのは1社、境内社として合祀されているのは1社、不明が2社(写真なし)あります。

 

 大杉大明神(下大野町)  かつてのはなやかな雰囲気を、ペンキの色が示しているのでしょうか。

 

 大杉大明神(上国井町 軍民坂湧水少し下) 独立社といっても、林の中の小祠です。

 

 八坂神社(大場町4921-1) このように彫ってあると境内社名がよくわかります。

 

 日吉神社(中丸町464) この神社も、境内社に名札がつけられていました。

 

 杉崎八幡(杉崎町1600) 2本のスギのこちら側から参拝するのでしょうか。

 

 住吉神社(東前町874) 年末に行きましたが、すでにしめが張られていました。

 

 金山稲荷(元吉田町1429) 立派な鳥居も建っています。

 

 大杉、八坂、別雷神社(圷大野) 3社が祀られています。大杉神社は右端のようです。

 

 下国井春日神社(下国井町1574) 11社が合祀されています。ずいぶん神様は窮屈そうです。

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徳川斉昭の歌(2)

2018-01-08 20:39:05 | 水戸

 それぞれ歌の表示してあった場所です。

 

好文亭(常磐町1-3-3)
  世をすてて 山にい(入)る人 やまにても なほ(お)うきときは ここにき(来)てまし
    「世をすてて 山に入る人 山にても なおうきときは いづち行くらん」という古歌を読み変えた歌だそうです。茶室・何陋庵(かろうあん)の手前にある部屋・対古軒(たいこけん)にかかる額にあります。好文亭には、対古軒(額も太鼓の丸型)、太鼓廊下、楽寿楼(3F)にある陣太鼓残材利用の丸い窓枠と、三つも太鼓にかかわるものがあります。これはひょっとすると、斉昭が太鼓の材を提供させた加倉井氏に対する何らかの意味があったのではないかと思うのですがどうでしょう。

 

弘道館鹿島神社(三の丸1-6-4)
 白妙も あかきも 花の色に出で 神をとうとぶ 心見えけり
   斉昭お手植えの鈴梅のところにあります。

 

徳川ミュージアム(見川1-1215-1)
 弓矢とる名高能(の)浦の 那み(波)奈らて(ならで) けふ(今日)勇ましく打出哉(うちいずるかな)
  斉昭が、夫人・吉子のために考案した女性用鎧(よろい)に付属する兜(かぶと)に書かれた歌だそうです。

 

桜野牧跡(見川町丹下田園都市センター  見川町2131-165)
 今日迄の うきを忘れて 牧こまの 花にひかるゝ 春や待つらむ
  斉昭が開いた馬の牧場に植えられたこれから咲く桜を詠んでいるようです。写真は丹下田園都市センターです。左は山桜の古木です。

 

弘道館(三の丸1-6-29 )
  題弘道館庭中梅花
 弘道館中千樹海 清香馥郁十分開 好文豈謂無威武 雪裏占春天下魁
「弘道館には梅の木々が海のようにあり、清い香りが馥郁(ふくいく)とただよい花は満開である、梅が強く勇ましくないなどといえようか、雪の中に春の魁(さきがけ)として咲きほこっている」といった感じでしょう。

徳川斉昭の歌(1)

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水戸の鰐口(1)

2018-01-07 20:53:46 | 水戸

 鰐口(わにぐち)は、二つの銅鑼(どら)をはりあわせて、下半分に切れ目を入れたような形の、寺社の前面などに下げられる鳴器です。鰐の口に似ていることから名付けられたそうですが、がま口といったほうが似合いそうな形です。

 

 中原不動尊(中原町786)  隣に使われていない鰐口が一つ下がっています。

 

 和光院不動堂(田島町415 )  表面に模様があります。

 

 沼津ケ沢不動院(東原1-2)  なぜか綱の打具と鰐口の位置がずれています。

 

 中根寺千日堂(市加倉井町595)  ここには千体仏が安置されています。

 

 妙徳寺七面堂(加倉井町909)  妙徳寺は茨城県最古の日蓮宗寺院だそうです。

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