妻に駆け込み されたら最後 三行半を 書かされる

昨日は、飯能調停協会の研修会で、裁判官として初めて、人事訴訟について講師をする機会を与えられた。
本題に入る前に、駆込寺（鎌倉の東慶寺・群馬県の満徳寺）の話をさせていただいたら、ウケた。飯能だけに反応が良く「つかみはＯＫ」だった。
江戸時代までは、夫からの「三行半（みくだりはん）」の離縁状により、妻が一方的に離婚を言い渡されたというイメージが強い。しかし、妻が意を決して駆込寺に駆け込むと、その立場は逆転し、夫が半ば強制的に離縁状を書かされる羽目になったのだという。