弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

「裁判所オンブズマン」始めました。俺がやらなきゃ 誰がやる?

2024年04月17日 18時21分00秒 | 弁護士任官
私も還暦を超え退官までのカウントダウンが始まったが、正当に処遇される見込みはないことが分かった。
そこで、21年前の弁護士任官時の初心に帰ることにした。
原告本人訴訟も弁護士時代に名古屋市民オンブズマンとして何件も提訴し、数々の勝利を収めている(写真)。

来月15日に最高裁の司法行政批判を含む著書「『裁判官の良心』とはなにか」(LABO刊)を出版する予定なので、言行一致を実践し、目下の最大の問題「地域手当」差別について世に問う裁判を提起することにした。
今後も、裁判所に違法不当な行為があれば、忖度なく、合法的に問題提起をしていくつもりだ。

それじゃダメじゃん 最高裁の「答弁は差し控える」答弁書

2024年04月17日 00時16分09秒 | 裁判
(写真)今朝の中日新聞。
社会面にカラー写真で掲載してくれた。深謝。さすがは我が愛する中日。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240416/k10014423521000.html
今夜のNHKニュースより。
「一方、最高裁判所広報課は「コメントは差し控えます」としています。」

要するに、予想外の奇襲を受けて答弁不能に陥っているだけのように見える。

もっとも、今回公表した催告通知書では、私も最高裁に敢えて回答を求めていない。回答を求めると、最高裁裁判官会議で先回りして事実上の「大法廷判決」をされてしまうからだ。せっかくの憲法訴訟だから、今のメンバーが一新された最高裁大法廷で憲法判断をしてほしい。

それにしても、最近つくづく感じるのだが、事務総局は総じて無能極まりない。裁判ができないばかりか、司法行政もろくにできないようだ。
裁判官の皆さんは、この程度の相手を恐れる必要はない。そのために憲法が裁判官の独立を保障し、減俸を禁止しているのである。あの裁判官弾劾裁判所判決さえ、最高裁(東京高裁)批判の権利を認めてくれた。それにいざとなれば、裁判所法の転勤拒否権を堂々と行使すれば良い。もし、このような当然の権利行使に対して妨害・差別・嫌がらせがあれば、私のように訴えてやれば良い。攻められると案外脆いものだ。

念のため付言すると、同じ最高裁の下でも、広い意味で裁判に関わっている調査官室と司法研修所の裁判官は優秀である。