裁判官人事に詳しい某弁護士から、あなたは多分、最高裁「直轄人事」になっているだろうと言われた。
要するに、地裁→高裁→最高裁と事務局の決裁ルートを上げて行く通常の裁判官人事ではなく、要注意人物として、最高裁事務総局が直接、地裁・高裁に口出しをさせずに処遇を決定する対象者がいるらしい。過去には、約半世紀前に再任拒否された宮本康昭裁判官などがこれに該当したとのこと。
本当ならば、歴史上の人物や特別保存記録と同格に処遇する指名を受けたことになり、部総括指名などより遥かに光栄であるが、だからと言って差別はもちろん許さない。
そうであるとすれば、ここ最近数年間の事務総長・人事局長のわずか数人の中に主犯がいることになろう。話は非常に分かりやすくなる。私が想像していた忖度による暗黙の共謀犯どころか、歴とした故意による特定の単独犯又は複数犯だ。
国賠訴訟では、証人として「責任者、出て来い」という話になる。
また、上告審係属時に最高裁判事に任命されていれば、回避していただくべきことになるだろう。
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- 自己紹介
- 愛知県で弁護士16年の後、裁判官に。東京高裁2年、東京地裁2年、さいたま地家裁川越支部人訴係3年、横浜地裁交通部4年、大分地裁部総括3年、大阪高裁3年、名古屋高裁1年。
2021年4月から津地裁部総括
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