PROLOGUE
ついにこの人を書く日が来てしまった。
まだまだとっておきたかったが・・・。
大滝・詠一
私は彼の大ファンである。
ビートルズのメンバーに対する憧れとは違った
ものを感じる。自分でいうのもなんだが
私の顔は彼に似ている。ニヤケ顔が。
大滝・詠一作品との出会いはやはりハッピー・エンド。
だが、その中では細野・晴臣の楽曲の方が好きなもの
が多かった(フェイバリットも細野の泰安洋行である)
だが、何かを大滝から感じた。そしてソロのファースト
「大滝詠一」。これでぐっと引き寄せられた。
「恋の汽車ポッポ」のイントロの格好良さ。
おそらく、ハッピーエンド時代の作品からも私は
彼の思想を感じていたのかもしれない。
かなり綿密に練られた考えが分厚い音から
垣間見える。そんな感じ。ファーストでは細野の
「HOSONO HOUSE]と音像がかなりだぶる。
淡い夕焼けを見ているような感じ。演奏屋・細野は
そこに独特のグルーヴを込めるが、大滝のはアイデア
というか、ウ゛ィジョンというか、そういうものが
自然と伝わってくるのだ。「こういうのを作ろう」
これが明確なのだろう。
セカンドといっても実際ナイアガラ・レーベルとしての
ソロは「ナイアガラ・ムーン」から始まる。
今年3月に30thアニバーサリー盤が発売されたが
やはりすごい。コンセプトを貫いている。
大滝のアイデアを細野率いるキャラメル・ママが
サポートしてるので当然といえるか。
ムーンは凄い。だが私は次の「ゴー・ゴー・ナイアガラ」
の方が好きである。当時大滝は深夜にラジオ番組を放送
していた。DJイーチ・オータキ。聞き逃した人は葉書を
送るとテープを送ってくれたらしい。そこの番組では
音楽を縦横無尽に語り尽くしていたらしい。なんとも贅沢。
サエキ・ケンゾウ、萩原・健太はまさにナイアガラ・チルドレン
である。私は思うが、それは音楽のフィルターを通した
思想の伝播だったのだろう。
規制の知識似とらわれず自由に論ずる姿勢に憧れる。
しかも、キワモノにならずシーンの根底にポジションを
固めている。彼が活発に動いていた時代は日本が
エネルギッシュだった頃。
そんな開放感がビシビシ伝わってくる。
で「CMスペシャル」と「ナイアガラ・カレンダー」
後者が大滝本人のベストらしい。彼のアイデアが
具現化した究極形なのだろう。だが、いまいち
のめり込めなかった。でも「名月赤坂マンション」
は大好きである。早く30th盤で聴き直したい。
レッツ・オンド・アゲイン聴いて損は無い。
恐ろしい程に過激だ。
ピーター・バラカンの邦楽ベストがこれだ。
ナイアガラ・レーベルの事情を知るものとして
タイトル曲を聴いた時は涙が出てしまった。
第一期ナイアガラはここで終わっている。
そして、いよいよ'80s。
'81年の「ア・ロング・ウ゛ァケーション」
これは売れた。未だにあちこちでここからの
曲を耳にする。最近では生茶で「天然色」
ソニーのヴィデオカメラで「スピーチ・バルーン」
レゲエ・シンガーのムーミンが歌った
「雨のウェンズデイ」も良かった。ムーンなみに
評価の高い作品だが、本人いわく構造はカレンダー
と同じらしい。
前作も確かに凄いが、私はその次の「イーチ・タイム」
が好きである。大滝のソロではこれが一番好きだ。
音が分厚い。大滝曰く「ナイアガラの滝が色々な
要素を巻き込んでどーっと流れるように」
まさにこのイメージ。静香に、そして甘いメロディー
なのに過激。私の理想。夏のある日、気になる女の子に
メールし、返事を待つ間に聴いた
「ペパー・ミント・ブルー」
は劇的だった。プール・サイドで放心状態になってしまった。
私の憧れの人。大滝・詠一。
30thシリーズを集めるのが今から楽しみだ。
アナログも含めて同じアルバムが増えていくのは
不思議な感覚。
ついにこの人を書く日が来てしまった。
まだまだとっておきたかったが・・・。
大滝・詠一
私は彼の大ファンである。
ビートルズのメンバーに対する憧れとは違った
ものを感じる。自分でいうのもなんだが
私の顔は彼に似ている。ニヤケ顔が。
大滝・詠一作品との出会いはやはりハッピー・エンド。
だが、その中では細野・晴臣の楽曲の方が好きなもの
が多かった(フェイバリットも細野の泰安洋行である)
だが、何かを大滝から感じた。そしてソロのファースト
「大滝詠一」。これでぐっと引き寄せられた。
「恋の汽車ポッポ」のイントロの格好良さ。
おそらく、ハッピーエンド時代の作品からも私は
彼の思想を感じていたのかもしれない。
かなり綿密に練られた考えが分厚い音から
垣間見える。そんな感じ。ファーストでは細野の
「HOSONO HOUSE]と音像がかなりだぶる。
淡い夕焼けを見ているような感じ。演奏屋・細野は
そこに独特のグルーヴを込めるが、大滝のはアイデア
というか、ウ゛ィジョンというか、そういうものが
自然と伝わってくるのだ。「こういうのを作ろう」
これが明確なのだろう。
セカンドといっても実際ナイアガラ・レーベルとしての
ソロは「ナイアガラ・ムーン」から始まる。
今年3月に30thアニバーサリー盤が発売されたが
やはりすごい。コンセプトを貫いている。
大滝のアイデアを細野率いるキャラメル・ママが
サポートしてるので当然といえるか。
ムーンは凄い。だが私は次の「ゴー・ゴー・ナイアガラ」
の方が好きである。当時大滝は深夜にラジオ番組を放送
していた。DJイーチ・オータキ。聞き逃した人は葉書を
送るとテープを送ってくれたらしい。そこの番組では
音楽を縦横無尽に語り尽くしていたらしい。なんとも贅沢。
サエキ・ケンゾウ、萩原・健太はまさにナイアガラ・チルドレン
である。私は思うが、それは音楽のフィルターを通した
思想の伝播だったのだろう。
規制の知識似とらわれず自由に論ずる姿勢に憧れる。
しかも、キワモノにならずシーンの根底にポジションを
固めている。彼が活発に動いていた時代は日本が
エネルギッシュだった頃。
そんな開放感がビシビシ伝わってくる。
で「CMスペシャル」と「ナイアガラ・カレンダー」
後者が大滝本人のベストらしい。彼のアイデアが
具現化した究極形なのだろう。だが、いまいち
のめり込めなかった。でも「名月赤坂マンション」
は大好きである。早く30th盤で聴き直したい。
レッツ・オンド・アゲイン聴いて損は無い。
恐ろしい程に過激だ。
ピーター・バラカンの邦楽ベストがこれだ。
ナイアガラ・レーベルの事情を知るものとして
タイトル曲を聴いた時は涙が出てしまった。
第一期ナイアガラはここで終わっている。
そして、いよいよ'80s。
'81年の「ア・ロング・ウ゛ァケーション」
これは売れた。未だにあちこちでここからの
曲を耳にする。最近では生茶で「天然色」
ソニーのヴィデオカメラで「スピーチ・バルーン」
レゲエ・シンガーのムーミンが歌った
「雨のウェンズデイ」も良かった。ムーンなみに
評価の高い作品だが、本人いわく構造はカレンダー
と同じらしい。
前作も確かに凄いが、私はその次の「イーチ・タイム」
が好きである。大滝のソロではこれが一番好きだ。
音が分厚い。大滝曰く「ナイアガラの滝が色々な
要素を巻き込んでどーっと流れるように」
まさにこのイメージ。静香に、そして甘いメロディー
なのに過激。私の理想。夏のある日、気になる女の子に
メールし、返事を待つ間に聴いた
「ペパー・ミント・ブルー」
は劇的だった。プール・サイドで放心状態になってしまった。
私の憧れの人。大滝・詠一。
30thシリーズを集めるのが今から楽しみだ。
アナログも含めて同じアルバムが増えていくのは
不思議な感覚。
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