ノラ猫のクロちゃん、この暑い中、今日もアスパラ畑へとやって来た。ナ~ゴ、ナ~ゴと足元に纏わりつき、踏んづけそうで危ないったらありゃしない。
クロちゃんは、オイラの車が分かるらしく、畑へとやって来ると、ヒョコヒョコと(クロちゃんは前足が少々不自由である)何処からともなく駆け寄って来る。
オイラの働く傍でくつろぐクロちゃん
毛並みは一応黒ではあるが、どちらかと言うとダークブラウンに近い黒色で、この毛色が畑一面に敷き詰めた堆肥と同色と言って良い程似通っている。
そのため、「クロちゃん!」と呼ぶも、堆肥と同化して声はすれど姿が見えず状態で、カミさんはその都度「クロちゃん堆肥と同じ色だ」と言って笑う。
今日も今日とて、餌を食べ終え涼しそうなアスパラの陰でゴロンと横になり毛繕いを始めたクロちゃん、見事に堆肥と同化している。