M氏とは、カミさんの実家の地区に住む、オイラより3つ4つ年上の先輩で、オイラのアスパラ畑から少し先の田圃でコメ作りをしている。
オイラがこの畑に通うようになって知り合った方で、通りがかる度何かと声をかけてくれるようになり、以来、何度か酒宴を共にする仲になった。
本日夕方、そのM氏が田圃の水廻りに来た途中オイラの所に寄り、「いや、いや、エライ眼に遭っちまった」と言って両手をオイラ目の前に差し出した。
見ると、両手は心なしか腫れあがっており、聞けば、排水溝の近くにジバチの巣があったそうで、両手の甲に4~5か所? 刺された痕が痛々しい。
黒パイプの下にジバチの巣が

「少し前にも刺されたばっかりだってのに・・・」と嘆くも、「医者へ行った方が宜しいのでは」とのオイラの忠告に、「ムヒでも塗っとけば大丈夫」、気丈夫なM氏である。
「それはそうと、先日カミさんと能登へ遊びに行って来たんで、コレお土産」と言って、ビニール袋を手渡してくれた。氷見産の丸干しであるそうだ。
M氏の土産、氷見産丸干し

1か月程前、M氏宅に於いて仲間数人と暑気払いをやったんだが、ジンギスカンやら焼き鳥やらに混じり丸干しがあり、その丸干しが実に旨かった。
M氏が用意した物だが、「たまに食うと、丸干しって中々旨いものですなぁ」というオイラに「なっ、酒の肴に案外イケルだろ?」としてやったりのM氏。
多分、その時のことをM氏は覚えていてくれたんであろう、わざわざ買ってきてくれたらしい。持つべき物はやはり良い友人ということですなぁ。