卓袱台の脚

団塊世代の出発点は、狭いながらも楽しい我が家、家族が卓袱台を囲んでの食事から始まったと思います。気ままな随想を!

2024年「A&Kの菜園日記」冬野菜の播種・定植

2024年10月25日 20時24分29秒 | 日記・エッセイ・コラム

2024年「A&Kの菜園日記」冬野菜の播種・定植

 

 

今年の冬野菜の植付け、葉物・大根類は畑の西半分です。東半分は、タマネギとジャガイモの予定ですが、一部、ブロッコリーも予定しています。

 

 

○ 9月7日~9月17日 元肥施肥と畝立て

 

7、8月の家庭菜園は、連日の猛暑日により昼間の作業は全くできません。朝からクーラーの効いた部屋で、ダラダラしているばかりでした。

菜園作業を始めたのは8月中旬以降で、夏野菜の片付け、残滓の処理を早朝6時より8時頃まで2時間ほど、曇りの日ははかどりますが、陽射しが差し始めると早々に退散しました。

 

元肥は、夏野菜とほぼ同じ肥料・堆肥です。撒布面積を畑半分25㎡(7.5坪)としましたが、正確には22.2㎡でした(6m×3.7m)。

 

有機石灰(カキ殻)  3.75kg    粒状苦土石灰  3.75kg

  醗酵牛ふん堆肥       60L    醗酵鶏ふん堆肥  12.5kg

圧縮腐葉土   若干    油かす   若干

今回も環境組合の「リユース堆肥」約40kgを投入しました

 

数回の作業で、荒起こし・肥料撒布/すき込み・畝立てを行い、90cm×3.7mのマルチ展張畝を5畝立てました。

 

 

(2024年 冬野菜の元肥)

 

 

(事前に計量して持ち込んだ肥料・堆肥各種)

 

 

(今回も投入「リユース堆肥」約40kg)

 

 

(9月17日 マルチ展張畝5畝)

 

 

○ 9月24日 ブロッコリー定植 大根類とニンジンの播種

 

いつものホームセンターで購入したブロッコリー(頂花蕾型 品種不明)7株を畑東側1列に定植しました。この畝は、来年ジャガイモの植付け場所ですが、それまでの有効活用です。ブロッコリーは、3月までには撤去の予定ですので。

 

 

(9月24日 ブロッコリーの定植)

 

 

(ブロッコリー7株の定植)

 

 

(9月28日 ブロッコリー支柱立てと防虫ネット展張 A )

 

 

「青首大根耐病総太り」32穴、「辛味大根からいね」18穴を、2畝に播種しました。辛味大根は、株間20cmほどにしました。

 

 

(9月24日 1穴3粒で青首大根播種)

 

 

(「青首大根耐病総太り」播種 株間30cm32穴)

 

 

(「辛味大根からいね」播種 株間20cm18穴)

 

 

(9月24日 2畝に大根類(青首/辛味)50穴播種 A )

 

 

Aはニンジンの「芽出し」が不得意で、なかなか挑戦しづらい野菜の一つでしたが、今回、トライしてみました。大根同様、根が真下に伸びる性質上セル(ポット)栽培は難しく、露地直播きを旨とします。後の間引き(等間隔)を考慮して、90cm幅5穴のタマネギに使用している穴あきマルチを採用しました。品種は「向陽二号」、人気のあるベストセラーで播きやすいペレット状になっている種です。畝の半分55穴に播種しました。

 

 

(9月24日 ニンジン「向陽二号」播種 A )

 

 

(ニンジン55穴の播種完了 A )

 

 

○ 9月28日 葉物類5種の播種

 

1/2畝を使って葉物野菜5種類(小松菜 水菜 タアサイ チンゲンサイ 花菜)を播種(筋播き)しました。

 

 

(9月28日 葉物野菜5種の播種 A )

 

 

○ 10月16日 ミニ白菜「CRお黄にいり」の定植

 

ミニ白菜「CRお黄にいり」は、日にちを違えて2回セルボックス播種しました。猛暑日がまだ続いていた9月4日播種のものは、(49穴の内)1/3も発芽しませんでした。真夏日で幾分気温も落ち着いてきた頃の9月20日播種(25穴)のものは、概ね全て発芽しました。

生育大きさの違う混在した苗24株を、ニンジン畝の並び1/2畝に定植しました。

 

 

(ミニ白菜「CRお黄にいり」定植 A )

 

 

(10月16日 ミニ白菜24株の定植完了)

 

 

(ミニ白菜・ニンジン畝に防虫ネット展張 A )

 

 

○ 10月17日 チンゲンサイ・タアサイの定植

 

ミニ白菜同様「チンゲンサイ」・「タアサイ」も、日にちを違えて2回セルボックス播種しました。猛暑日がまだ続いていた9月4日に播種した2種類のものは生育悪く、両方ともまだら状態の発芽でした。やはり幾分落ち着いてきた頃の9月23日播種のものは、概ね全て発芽しましたが、それ以後の生育は両方ともパットしませんでした。

生育大きさの違う混在した苗を、90cm幅5穴の黒マルチに1/2畝ずつ定植しました。「チンゲンサイ」は40株、多少大きく生長する「タアサイ」は20株定植しましたが、後に、残っていた「タアサイ」を20株追加定植しました。

 

 

(10月17日 「チンゲンサイ」40株定植 A )

 

 

(10月17日 「チンゲンサイ」40株 「タアサイ」20株定植完了)

 

 

(10月20日 「タアサイ」20株追加定植 A )

 

 

(「チンゲンサイ」・「タアサイ」畝に防虫ネット展張)

 

 

○ 10月20日 「絹さやえんどう白花」の定植

 

異常気温の続く中、なぜ気を急いてしまったのか? 例年だと10月中旬以降に播種する「絹さやえんどう」を9月29日、9cm黒丸ポット50個余りに播種してしまいました。以後、温かい陽気に促され苗は生長、10月20日時点では30cm近くまで伸びてしまいました。「失敗したな!」と思いつつ、再播種も考えていましたが、そのまま定植することにしました。50個と数の多いのは、自宅庭周りの目隠しと、朝の摘み取りを楽しむためです。

 

つるの伸びてしまった絹さや苗を定植するには、チョットコツがいりました。始めにつるを巻き付けるための棚を製作、縦支柱に地上から20cmほどの高さに横支柱を両側に並行に固定した後、横支柱に沿って片側10ポット分の苗(1ポット2株)を定植します。両側合わせて、20ポット分を定植しました。

 

 

(「絹さやえんどう白花」の棚作り A )

 

 

(横支柱沿いに両側合計20ポットの苗を定植 A )

 

 

苗を定植終えたら、両側の横支柱にジグザグに誘引紐を張り、伸びた苗のつるを引っ掛けていきます。この作業をすると、絡み合ったつるを棚全面に均等に絡み合わせる事ができます。

つるの処理を終え、方眼ネットを展張して、春を待つ「絹さやえんどう白花」の用意ができました。

 

作業を終えた頃、オーナーのTさんが話しかけてきました。

「この辺の霜対策に、かつては笹竹を苗間に差してつるを誘引、降霜を防いでいた。寒冷紗や不織布が普及してきて、笹竹は徐々に無くなった。笹竹を求める方が難しいがね!」

 

ネットによると、笹の葉による防霜対策は、現在でもあるようでした。「寒冷紗(防虫ネット)を棚回りに巻き付ける防霜対策」を、Tさんより薦められました。12月に入ってから、対策を実施する予定です。

 

 

(絡まったつるを誘引紐に誘引中 A )

 

 

(方眼ネットを展張して「絹さやえんどう白花」の定植完了)

 

 

(2024年10月20日の畑)


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