気まぐれフォトダイアリー

富士山、風景、身近な花の写真ブログです。読んだ本の感想も載せています。
最近は回想ブログが多くなりました。

近所の100歳のおばあさん②

2013年06月16日 10時22分57秒 | Weblog
2012年のブログより


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2012年6月13日


私の近所に今年100歳のおばあさんが住んでいる。



もうかなり年なので、一体あのおばあさんは何歳になるのだろう?と、近所のおばさんに聞いてみたら、

「今年100歳になったよ」と教えてくれた。



わぁ~、すごい!
びっくりした。

かなり高齢だとは思っていたが、まさか100歳とはね・・・



今は独身の60代の息子さんと一緒に住んでいる。

おばあさんが今でも家事をしているそうだ。

洗濯物を時々干しているのを見かけたことがある。



おばあさんは、かなり前から耳は遠かったが、とてもしっかりしている。

時々あばあさんの家の前を通る時、行き会って挨拶をすると、ちゃんと頭を下げてくれる。

私が誰だかわかっている。

ただ耳が遠いので、話は出来ない。

なぜかといえば、大きな声で話をすると、そこらじゅうに響き渡るので・・・



私が知っている限り、おばあさんは早くにご主人を亡くした。

子供さんは5人いたのだと思う。

それ程裕福な家だったとは思えないので、本当に大変な子育てだったと思う。

当時は、今の様な母子手当ては無い時代だ。

小さな畑で農業をしていた。

子供さん達は皆真面目で、中学を卒業して働きに出た。



「100歳になったので、家族でお祝いをしたそうだよ」と、近所のおばさんが言っていた。


元気で100歳。


すごいことだと思う・・・
 



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2013年6月


この元気なおばあさんも年には勝てなかったようだ。


最近、ヘルパーさんが良く来ている。

朝晩来ているような気がする。



おばあさんはどうなのか気になったので、近くのおばさんに聞いてみたら、しっかりしているけれど立てなくなったらしい。

それでヘルパーさんを頼んでいるようだ。



息子さんも一人で介護をするのは大変だろう。

隣組の行事にも参加しなくなった。

もう101歳になるのだろうか?

あまり立ち入ったことを聞くことはできない。




私の叔父は今、特別養護老人ホームに入っている。

先日、叔父の面会に夫と叔母と行ってきた。

この叔父と叔母は兄妹だ。

叔父は93歳くらいだと思う。


叔母も叔父の心配をいつもしている。

とても仲の良い兄妹なのだ。




帰りに夫と話をした。

叔父のように介護施設に入れる人はいい。

入れない人もいるだろう。



これから私たち始め高齢者が増える。

みんなが入れるように介護施設が増えればいいと思う。



家で看てもらえる人は本当に幸せだと思う。

けれど看る人にもある程度限界がある。



私も自分の両親を看た。

私が若かったので、思うようには看てあげられなかったが、とても大変だった。

今のように介護施設はたくさんなかったし、あっても当時は家で看るのが当たり前だった。



今になると、自分のことも含めいろいろ考えてしまう・・・



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