気まぐれフォトダイアリー

富士山、風景、身近な花の写真ブログです。読んだ本の感想も載せています。
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「ノースライト 」~横山秀夫を読み終わる

2020年02月21日 22時48分08秒 | 読んだ本の感想





2020年2月21日

横山秀夫さんの「ノースライト」を読み終わった。

426ページの長い小説だった。



ノースライトって何だろう?と思って読んでいたが、そのままの意味の北側からの光だった。

ノースライトが一番きれいなのだと書かれていた。

(私だったら北側からの光より、南から入る光のほうが好きだけれどね←ど素人)



一級建築士の青瀬はクライアントから「あなたの住みたいような家を作ってください」と頼まれた。

家が出来て引き渡しをしてからも、その家には誰も住んだ様子がなかった。

ただ一脚の椅子だけが残されていた・・・


なぞは父親の死につながっていた。



横山秀夫さんの小説は初めて読んだ。

内容が深いと思う。


青瀬は岡島設計事務所で働いていた。

所長の岡島は青瀬の大学の同級生だった。

岡島には一人息子の一創がいた。

とてもかわいがっていた。

けれどある時一創は自分の子供ではないことが分かった。

<血じゃないんだ。過ごした時間なんだ。それは俺と一創だけのものなんだ>


ここを読んでいて感動した。

感動したのはここだけではないけれど、たくさんあって書ききれません。


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