Feelin' Groovy 11

I have MY books.

LIFE IS NOT FAIR

2008-11-11 | 
主人公が近所の小学生の運動会のかけっこを見て、思う場面。

   スタートラインが横一線ということだって、
  ほんとうはめったにないんだ、と菜穂は思う。
  最初から差がついたまま走りださなければならないことは、
  世の中にたくさんある。
  でも、その代わりゴールだって同じじゃないから、
  1人ずつ違うんだから---------それを信じているから、
  おあいこなんだよ、と笑ってうなずく。
        (『少しだけ欠けた月』季節風 秋より
           「よーい、どん!」重松清著 文藝春秋)




この本は秋の12編が収められていて
どれもこれも普通の日常にありそうな話なのに
どれもこれも泣けてしまう。

あまりにも、うま過ぎて
すっきりし過ぎていて
なんだか物足りなかった。

国語の教科書に載ってるような話ばかり。。

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