Sydney Yajima


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選択について

2011-03-15 18:14:13 | 世界情勢

すでに、人間のコントロールを失った化け物である。


そこで、
A  逃げるという選択 
B  籠城する 
(家に閉じこもる)

という選択について考える。

1.どこへ逃げるか
A一番離れた地域を目指す。それによって放射能が少なくなるメリットがある。
B籠城によって、より高い放射能を浴びる可能性があるというデメリットがある。

2.逃げる選択をした場合、どこへ泊まるのか?
テント 安価ではあるが寒いし、重い
ホテル 高いが、安心、安全であるが、長期にわたる金額を負担できるか?
旅館  上に同じ
親戚宅 受け入れてもらえるのか、もしそうならば、その代償をどうするか。(この世にただ飯は存在しない)
友人宅 受け入れてもらえるのか、もしそうならば、その代償をどうするか。 (この世にただ飯は存在しない)

Bの選択であれば上記の一切の問題は無い。



3.Aの場合の交通手段は?
車、  ガソリンの補給は大丈夫か
電鉄  ちゃんと動いているか 荷物は運べるか
バイク ガソリンの補給は大丈夫か、荷物はどのくらい運べるか、人数はどのくらいか
自転車 荷物はどのくらい運べるか、人数はどのくらいか 体力は大丈夫か
徒歩  荷物はどのくらい運べるか 体力は大丈夫か しっかりとした靴を履いているか
飛行機 金額が高くつく


Bの場合は一切必要がない。

4何を持っていくのか
これらのものは、A Bの選択のどちらにも必要だ。

パスポート 海外に逃げる場合の想定
キャッシュ 十分に用意する
カード類 残高を確かめる
下着   
女子用の生理用品
食料 篭城のほうがより多く保管できる
水  籠城のほうがより多く保管できる
ラジオ
携帯

5.どのくらいの期間になるのか?

不明なため、籠城のほうが よりギリギリまで引っ張れるだろう。


冷静になって、上記のチェック事項をしてほしい。


退避勧告

2011-03-15 03:10:37 | Weblog
アメリカのロナルドレーガン空母が、180キロメートル離れている現在の場所から、退避しはじめた
これは、放射能が検出されたからである。

180キロメートルの半径では、東京はおろか、神奈川県まですっぽりと入る。
もちろん、風向きしだいである。

今度の二号機が、1号機 3号機にくらべてより深刻な状態なのか、どうなのかもわからないまま、今、書いている。

いい加減なことや、危機感を煽ることはしたくはないが、危険地域の人は、退避の準備は粛々と始めよう。

最悪でもチェルノブイリにはならない

2011-03-15 01:15:36 | Weblog
今回の爆発の映像が、あまりにも衝撃的であったために、恐怖と戦慄が 人々の背中を襲った。
私も、同じだ。
空を仰いだ。

だが、水位が上昇し始めているという政府発表もあり、これさえ継続すれば、継続さえし続ければ、最悪の事態は避けられるだろう。
そして、それは今、命がけで、行われているところだ。
われわれは、自分たちに出来る準備だけは怠らず、彼らを信じて 待とうではないか。



私の恐れているのは、次の地震である。

徐々に、地震の中心部が南下している点。
これが怖い。

東北は、人口も他の地域に比べて少なく、産業もそれほど大きくはない。
それでも、損失は200~300ビリオン ダラーと概算されている。
これは、あくまで現時点での目に見える被害だ。
だが、今後 停電などの経済停滞で、より 大きな被害が出ることは間違いない。

電力会社に対して、原子炉などへの反対運動が、活発化するだろうが、日本が現在の産業を維持していくためには、原子力発電なしでは、難しいのである。
仮に、日本が、火力 水力 太陽光 風力の発電だけで 産業をまかなうという選択をとることを決意したとしても、現実的に、すぐにできることではない。
したがって、長期的には原子力発電をやめるという計画を作ったとしても、中 短期的には、現実路線として、今のやりかたを続けていくしかないだろう。

言うまでもないことだが、今の時代 電気がなければ、生活がなりたたないのである。

今後、さらに南下してくる地震が、他の原子力発電所に影響を与えないという保障もなく、またすでに、京浜では石油コンビナートが壊滅的な打撃を受け、ここに、さらに追い討ちの津波がくると、復興に、さらに時間がかかる。
日本の産業は、トヨタに顕著に見られるように、JITというやり方で、在庫をもたないように、徹底的にコストを見直し改善されてきたが、そのために一番重要な、インフラが崩れると、再活動が難しくなる。
すべての部品が定時に集まらないと、車は完成しないのである。