Sydney Yajima


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日本製品を買おう キャンペーンの提案

2011-03-23 05:54:39 | 世界情勢
日本の地盤産業が、あちこちで破綻している。
その主な理由は、中国からの安い製品が入るようになり、価格競争ができなくなってきたからだ。

ストラテジーには二つある。
ひとつは、コスト ストラテジー
これは、価格が安いことで競争するやりかた。
中国には散々やられているし、まずロボットで100%生産したとしても、中々かなわない。
それでも中国のインフレにより徐々に 中国の競争力も弱ってきては いるが、しかし、まっだまだ日本よりも労働力は安い。
日本の価格が中国と同等なら、間違いなく品質の高い日本製を消費者は買う。
だから、いずれ、日本製が勝つことになるかもしれないが、最近はその中国製品の品質も高くなってきている。
したがって、あまり長い期間、ぼんやりと指をくわえてみていては、日本は完全に地盤産業がなくなってしまう。

二つ目、ディフランシエーション ストラテジー。

日本は、この道を貫く方法でしか、生き残れまい。

日本製というブランドを使った ほかと違う安心と品質の高さを売りに生き残る方法だ。
おそらく、このやり方は、主に、ヨーロッパで行われている。
彼らはブランドを守るために多くの出費を厭わない。
たとえば、F-1でもそうだし、あるいは、高くつくキーホルダーを限定にしたり、様々な工夫を凝らして自社製品のブランド製を高めるマーケティング努力を怠らない。

そこで、日本は、今後のことを考え、このブランド政策をするべきだと思う。
ひとつには、日本の消費者に向けて、日本製品を買うというキャンペーン。
もうひとつは、どれが日本製かということをアピールするために、何かはっきりとしたラベルを貼る。そのラベルは、政府が認可したもので、例えば製品の80パーセント以上が日本製であるなどのきちんとした区分をつける。その上で、消費者に分かりやすいようにする。

間違いなく日本人は、日本製を買いたがっている。
だから、政府はそれを消費者にもっともっと今よりも分かりやすい方法で知らせる中間的な役割を担う必要がある。

そして、そのアピールはやがて、世界へと貿易を活発にすることへつながるだろう。

JAPAN MADE はやっぱり違うな・・・と思わせると、世界の人は、例えば2割高くても、より良い製品を選ぶはずだ。



原子力発電所について考える

2011-03-23 01:47:23 | 世界情勢
大きな事故だった。
本当に 毎日 薄氷を歩く気持ちで過ごしたし、その状態はややよくなったとはいえ、まだまだこれからの被害がどの程度か分からない今、安心はできない。

そして、世界中は偽者の知ったかぶりの人間たちや、にわか科学者たちが、大騒ぎをしている。
なんのことはない。
居酒屋の政治家である。
どこの国でも 組織でも、そんなのはいる。たまに、ちょっと教育を受けたそんな中の人間が、新聞や雑誌が売れれば良いと思って、過激なことを書く。それは商売だからしょうがないかもしれないが、居酒屋の政治家どもは、それを真に受けて騒ぐ。
居酒屋の政治家たちの足元に火が及んでいることを、実はご本人たちはご存じない。結構な身分だ。

その居酒屋の政治家やら、科学者たちが、世界中でヒステリーを起こしている。連中は、大抵日本がどこにあるのかも知らない。中国と日本の違いも、あまり良く分からない。だけど、なんだか自分だけ偉いつもりだ。

イスラエルの科学者は、日本の今回の事故を、評価した。
強固なつくりで、なんとM9の大地震、津波に耐えた。災害を最小限に抑えて見せたこと自体、素晴らしいことだ・・・と。

そう、われわれは、放射能や放射線は大嫌いだが、しかし、そういう原子力発電所の力を借りなければ、毎日を送れない。
どれほど、中期的に見て、建設反対だといってみても、火力発電所や水力、風力、太陽熱だけで、電力は賄えない。
これが、現実なのだ。
もしこの現実を受け入れることを 前提に話を進めなければ、机上論に終わってしまう。
日本人のみならず、世界中の人がこの恩恵を受けている。
携帯電話を使い、車に乗り、毎日テレビをみていれば、その人は、その恩恵を受けているのだ。
だが、人間は勝手なもので、えらそうに、日本製の部品の入った 携帯を使い、車に乗り、テレビや電化製品を使いながら、日本の原子力発電所について、とやかく言う。
たとえば、フランスだ。
フランスは、向こう数十年、その福島の地域には人は住めないなどと大げさに言う。
おまえらのやった、核実験場の南太平洋は、じゃあ、どうなんだよ?と聞きたい。
アメリカは、日本から、アメリカ人に撤退するように言う。
じゃあ、ついでに、広島と長崎についても、きちんと、白黒つけて話をしてみろ。と言いたくなる。
いまだにアメリカは、「あれは必要だった。そうでなければ、もっと多くの犠牲者が出た」と言う。
私がハラが立つのはこの部分。
犠牲者は、あのあと、何万人も出た。広島だけではない、大阪や東京の大空襲も、すでに降参してその手続きの途中ということが分かっていて、人間をオーブンで焼き上げるかのように、ドーナッツ状に炎の壁を作って、無辜の市民を焼き殺した。
そのアメリカが、「日本は信用できない」などと、まったく、言いたい放題だ。
日本も悪い。
そのアメリカの機嫌を損ねまいとして、ずっと、そう、それこそ、ずーっと笑顔でへらへらとしている。
きちんとモノを言ったこともない。
沖縄の基地のときも、そう。
結局は、うやむやに、アメリカの言いたい放題を受け入れているだけ。

日本のシーレーンや、防衛について、真剣に考えるというなら、それは、アメリカが考えることではなく、日本が自分で考えることだ。
こんな あたりまえのことを、何十年も日本人は向き合ってこなかった。
だから、こんなふうに、言いたい放題のことを言われるのだ。
本当に、こんなことをつらつらと考えると、私は血涙を飲むほどに 悔しい。

戦争がリビアで始まる。それにアメリカはイエメンの攻撃も想定している。リビアの戦争については、今頃 大騒ぎをしているが、私は、その情報をすでに、ずっと前にここに書いている。こうなることは、ずっと前から分かっていた。それに、エジプトのデモにしても、今回のことにしても、ずっと 糸を引いているやつがいると言い続けてきた。
十字軍のようだとロシアのプーチンが言い、批判されたが、そのとおりなんだ。
要は、油。
それだけだ。
別に民主主義を中東に、なんて、どうでもいい。ただ、アメリカの軍がさまざまなメディアにプロモーションをかけている。それだけの話だ。

日本の政治家を、信用できないといっているのも、そう言って国民の信用をなくさせ、政治家同士が、御互いなじりあっているうちに弱り、結局 日本の国の意見が分かれることで、 得をするのはアメリカであり、米軍なのだ。
今は、そんなことよりも、国を立て直すときだから、賢明な諸君は、日本の未来を見通して、もっと建設的な国づくりに取り掛かってもらいたいと思う。

そう・・・
ここで言う私たちの本当の敵は、原子力でもなければ、地震でもない。
そんな混乱に付け入ってくる、外国の連中だ。
それを見据えながら、しかし長期的な展望を持つ。
長期的な展望。
向こう100年の計画だ。

科学技術が世界を制す。
我々、日本人の戦いは、まさにそこだ。




ああ、日本人でよかった

2011-03-23 00:08:14 | フリーメーソン
今回、消防隊の男たちを見て、涙が出た。
言葉を抑えながら、目を潤ませ、感情を押し殺して、話す指揮官たちは、見事な男の顔をしていた。
石原 慎太郎東京都知事が、言葉を詰まらせ、感謝を述べた。
こういうとき、「ああ、日本人でよかった」と、心の底から思える。

何も無くなった被災者が、それでも自分たちの何も無いところから、コーヒーを沸かして記者たちにふるまう。
「何も無くて、すみません」と言う。
記者は、涙を流しながら、それを頂く。

「ああ、日本人でよかった」

広島の原爆記念館。
主語の無い言葉
あやまちは繰り返しませんから

どうして、主語がないんだろう?
そこには、きっと考え抜かれた深い意味がある。
それに気付いた時、

「ああ日本人でよかった」と思った。

日本中が、ひとつになった。
今、日本は、世界で一番まとまった 国。
誰もが、心の中で、思っている。
なんとか、この国をしなければならん。と。

「ああ日本人でよかった」

暴動など起きない。
ハイチでは毎日レイプ騒動が起きていて、それが事件にさえならない。
人殺しや、強盗、それに、詐欺や賄賂が横行している世界中の国々。
みんな、日本よりずっと狂っている。
でも、日本は、こんなにひどいめにあっても、自分に何が出来るか。この人たちのために、何をしたら良いのかを考えている。
そんな人が、ほとんどだ。

そんな美しい国は世界に無い。ほとんど、 奇跡 と言っていい。
「ああ、日本人でよかった」