Sydney Yajima


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できることをする

2011-03-17 21:14:32 | フリーメーソン
私は メーソンのブラザーたちに呼びかけて、募金活動を行う。
また、妹はすでに オーストラリア向けに募金のホームページを作り始めている。

それぞれが、できることを今の状況で始める。
それしかない。

私は、思う。
日本人は、本当にいい奴の集まりなんだと、そう思うんだ。
こんな いい奴らを 殺してしまってはいけないんだと。

何も無いのに、人に 「どうぞ」と 自分の飲み物を 分け与えようとする 田舎の老人に、イギリスの新聞記者は涙したという。

私は、泣いている。
泣いても仕方が無いのは分かっている。
でも 涙が出て 止まらないんだ。

いくつかわかったことがある。

2011-03-17 16:35:24 | フリーメーソン
昨夜、私は、ウォーシュフル マスターとして 3階級を行った。
本当は、あちらを思い、こちらを思い、心が千路に別れて それどころではなかったのだが、前から決まっていたことでもあり、またこちらにいるオーストラリアのブラザーたちにも 私の気分で迷惑をかけることもできないので、何も考えないように心を粛々と三階級の司祭を務めるということだけに集中させて行った。
フリーメーソンを良く知らない人のために、説明すると、フリーメーソンは多くのロッジに分かれている。
例えば、私の属するロッジは、シドニーロッジ1020であったり、あるいはF.S.Mance 671であったりする。
このロッジというのはブルーロッジと言われていて、そのほかに、ロイヤル アーチ あるいはローズ クワ (日本やアメリカではヨーク ライトとか、スコティッシュ ライト などと呼ばれていたりする)あるいはシークレットモニターや、ナイト テンプラー、シュライナーなどと第三階級を超えると、多岐に渡って様々な新しい扉に向かって行く。
ところで、私は、そのロッジ F.S.MANCEの トップであり、キングソロモン王の謙虚な代理執行者である。
そのキングソロモンの代理執行者として、さる会員を第三階級にまで引き上げる儀式を行った。
その儀式には、ダイレクト グランド インスペクション ワーキングという役目を持った、グランドロッジのオフィサーが同席する。彼は、ユダヤ人の 仮に Jさんとしておこう。
その、Jと私は、セレモニーが終わった後、隣同士で食事をした。
これも、恒例で、そのロッジのトップである私と、そのDGIWが隣に座って、例えば、会を仕切るために、乾杯をしたり、あるいは、様々な情報を交換したりする。
ところで、フリーメーソンの大まかな説明は、ここまでとして、今回の日本の原発は、多くの兄弟たちも本当に心配していて、電話が来たり、メールで安否を聞いてきて、あるいは家族の安全を気遣ってくれたり、それは、興味本位の野次馬的なものではなく、真率に、自分になにかできないか?というものだ。
もちろん、そういうときのために、この会はあるのであって、それは博愛主義や平等、自由などを神の元で、分かち合おうという気持ちがあるからだ。
宗教ではないが、会としては、とても優しいもので、兄弟が困っていると、何かして上げられないか?というところから始まっていると言っていい。

そこで、話題になるのは、やはり、これからの日本の行き先だ。

今は、まだ多くの問題・・・地震以外にも、原子力発電所・・・があるので、まずは、自分自身の無事を確認し、逃げるべきだということ。
もちろん、昨日書いたとおり、どこに住んでいる人も、みな闇雲に逃げればいいというものではない。
しかし、逃げるという選択そのものは、大きくは間違っていない。

次に、作業員の勇気をたたえる言葉もあった。

そして、みなは、表情を曇らせて、多くの被災者たちに 何が出来るかを考えていた。



もちろんフリーメーソンは、表立って 寄付をしたりはしない。
しかし、そっと、そっと、寄付をし続けている。
それは、そのときだけでなく、何十年も 何百年も 社会のもっとも苦しんでいる人たちのために寄付をし続けている。

フリーメーソンの人たちには、お金持ちの人もいれば、普通の人もいる。
もちろん、生活に困っているような人はいないにせよ、みなが、アメリカの大統領であったり、有名な映画俳優であったりするわけではない。
その人たちの集まりは、日本の一般の人にはどう受け入れられているのか分からないが、民主主義の繁栄する国では大抵 オープンに受け入れてもらえる集団だ。

さて、前出のJ氏。

日本は、必ず 復活する。それも今までに無いほど、力強く。今回の悲劇は、もちろん悲劇には違いなかったが、それはより大きくなるための、強い基礎になるだろう。日本人はまた団結し、そして、不死鳥のごとく立ち上がる。私は知っている。日本人の資質は、とても忍耐強くそして、勤勉であることを。

だから、まったく心配していない。

日本は、今回のことで、またひとつになる機会ができたのだ。

とここまでは良かったんだが・・・
彼は、鉄鋼株を買うと言った。このあたりが、まあユダヤ人なんだけど・・・それだけに、彼の見通す日本の将来像には、より確からしさが感じられる。