「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

そろそろ着られるかしら

2014年06月04日 | 和服生活


ベランダの「ベコニア」が少し元気になりました。
「どくだみ」の八重咲きもこんなに素敵なのですね。


母が逝ってから四年目の夏が来ます。
昨日会った学生時代からの仲間のお母様が、五月八日に亡くなられました。
仲間はこうして皆、身軽になり、
あとは自分の行く末を考えるだけになりますね。

母の着物を出してきて、もうそろそろ着られるかしらと眺めています。
一度くらい手を通したもの、まだしつけのついたままの物など、
晩年に作ったものがまだ数枚が残っています。
何時着られるかしらと思っていましたが、
もう誰も「地味じゃない」と言わない年になりました。
今年の秋は着てみましょう。

母は小柄でしたから、ほとんど仕立て直さずに着られますが、
一番痩せていた晩年のものは少し前幅が狭いです。
ただ立っているだけならなんとかなりますが、お茶に着るにはちょっと心配ですね。
お茶用は標準より前幅は多少広く作りますから。

でもそれは来年に着るチャンスがありそうなので、
それまでに2キロほど減量すれば、丁度良くよくなります。
慌てて仕立て直さずに、体をサイズに合わせることにしましょうかと。

どうしても着たい着物のために、
お茶会前にして数か月で必死でやせたという人もいますから、
私も挑戦してみようと思います。

人は目標があれば頑張れるものなのです。
夏に向かって髪を切ったら、顔の丸さが目立って、
「また太ったかも」と嘆いている私なのですが。



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