
荒木高麗
大河ドラマ「軍師官兵衛」で官兵衛を土牢に幽閉した人物「荒木村重」は、
逃れて後、信長が亡き後、堺で茶人として生きます。
一説には「利休七哲」や「十哲」にも加えられているとか。
そういえば茶道具らしきものを抱えて、逃げていましたね。
この荒木の名のついた名碗が「荒木高麗」。
所蔵の徳川美術館の説明書きには、
「戦国武将荒木村重が所持したことから「荒木」の銘がつけられた茶碗。
見込と外部側面に呉須で唐草文が描かれているが、
高台を除いて内外にかけられた乳白色の釉のため文様は不鮮明である。
「荒木高麗」とも呼ばれてきたが、中国南部産の呉須絵陶器であろう。
千利休、徳川家康の手を経て、尾張家初代義直に伝えられた。大名物。」
とあります。
ドラマで見せたあの道具への執着は、茶人の素質十分だったということでしょうか。
10月に、徳川美術館で開かれるお茶会に行く予定です。
このお茶碗に会えるといいなと思っていますが。
今年は話題性もありますから、公開の機会はあるでしょうね。
楽しみが一つ増えました。
いつもありがとうございます。
