「あわの海」(いと重製)
今日は「行の行台子」が初めての方の稽古をしました。
先輩にさきにお点前をしていただいて、イメージ作りをして、
次は初めてなさる方にという順にしました。
こんな時は先輩は緊張するものですね。
お点前を二度も三度もノートに書いているけれど、
まだちゃんと仕上がっていないとおっしゃって、
一つ一つ確かめながら頑張ってくださいました。
その後には、始めてなさる方の稽古の様子を見ながら、
いろいろと復習出来て、良い勉強になったのではと思います。
そのあと、一人の方から茶杓についての質問があって、
本樋と逆樋についてまだよくわからないということ。
そこで絵をかきながら説明などして、皆さん納得してくださいました。
懐紙に書いた下手な絵は、「ください」と持ち帰られましたので、
ここにはきれいな絵を載せておきます。
ちなみに「樋」のない茶杓は茶道具としての茶杓とは言えないそうです。
逆樋と本樋の呼び方は、流儀によっては逆になりますが。
最後には
「竹ってこんな風に枝が出ていて、そこに樋があるということは知らなかったわ。」
「竹をそんなにしげしげと見たことないわね。」
「今度、竹やぶ見学にいきましょうか」と。
そうですね、私も一度くらいは竹の生態をじっくり観察してみたいです。
いつもありがとうございます。
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