「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

和菓子の「玉椿」が椿の花に

2014年06月12日 | お茶三昧

姫路銘菓「玉椿」( 伊勢屋製)


お土産に頂いたお菓子をお出ししました。
「姫路の玉椿ですよ」と言うと、
「玉椿ですね。知っています。私姫路の近くの出なんです。」
という方がいらっしゃいました。

今年は姫路はドラマで取り上げられていますから、
さぞ話題になっていて、にぎわっているでしょうね。

美味しいお菓子ですよねと言いながらいただこうとしたら、
その方がおっしゃるには、
「聞いたことがあるのですが、このお菓子を手でちぎっていただくと、
椿の花になるのですよ。中の黄色い餡と周りのピンクのおもちで。」
ということ。
それは面白そうと早速試してみました。


作品その一

作品その二


上手く椿になったでしょうか。
ちょっと侘助に見えなくもないですね。

こんな話題で盛り上がりながら、
今日もちゃんとお稽古をしましたよ。




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荒木村重と、荒木高麗

2014年06月11日 | お茶三昧

荒木高麗


大河ドラマ「軍師官兵衛」で官兵衛を土牢に幽閉した人物「荒木村重」は、
逃れて後、信長が亡き後、堺で茶人として生きます。
一説には「利休七哲」や「十哲」にも加えられているとか。

そういえば茶道具らしきものを抱えて、逃げていましたね。
この荒木の名のついた名碗が「荒木高麗」。
所蔵の徳川美術館の説明書きには、

「戦国武将荒木村重が所持したことから「荒木」の銘がつけられた茶碗。
見込と外部側面に呉須で唐草文が描かれているが、
高台を除いて内外にかけられた乳白色の釉のため文様は不鮮明である。
「荒木高麗」とも呼ばれてきたが、中国南部産の呉須絵陶器であろう。
千利休、徳川家康の手を経て、尾張家初代義直に伝えられた。大名物。」

とあります。

ドラマで見せたあの道具への執着は、茶人の素質十分だったということでしょうか。

10月に、徳川美術館で開かれるお茶会に行く予定です。
このお茶碗に会えるといいなと思っていますが。
今年は話題性もありますから、公開の機会はあるでしょうね。
楽しみが一つ増えました。




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26年前を思い出します

2014年06月10日 | お茶三昧


今朝はブログの更新が出来なくて、悪戦苦闘しました。
機械に弱いものは、ちょっとのことで慌ててしまいますが、
原因がわからないときは、パソコンも、頭も冷やすほうがいいですね。
しばらくして戻りました。
システムエラーだったのでしょうか。

桂宮様のご逝去に伴って、こんな連絡が入りました。

「17日に山王日枝神社献茶式ご出席を予定されてる 皆様へご連絡です。
ご存知の通り、桂宮様御逝去の為、当日の献茶式ご奉仕は、坐忘斎お家元に代わり、
伊住公一郎氏となりましたので、ご承知おき下さいませ。」

何らかの影響はあると思っていましたが。
日枝神社へは、お茶友と参加する予定ですので、少し心配していました。

このような時、お茶席のお道具などにも配慮が必要になるのでしょうか。
一週間前に急に変更というのも大変なことです。
17日は我々でいう葬儀に当たる式が行われる日に当たります。
お茶席もめでたいお道具ばかりとはいかないでしょう。

私は今年の10月に予定している茶席の道具をそろそろ固めつつあり、
後は微調整をと思っているくらいですので。
ベテランの先生でも、頭を悩ますことになるかもしれませんね。

道具をたくさん持たない私のような者などは、
一週間前に変えてくださいと言われたら、熱を出して倒れてしまいそうです。


この知らせを受けながら、26年前を思い出しました。
年明け早々の陛下のご逝去に、急遽初釜が中止になりました。
四月に改めてお茶会をということになりましたが。

17日は少ししめやかな気持ちで、お茶を頂くことになりそうですね。





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微力ながら「足長おばさん」

2014年06月09日 | 日記


今日は姪とデートをしてランチをしました。
ひさしぶりに「オムライス」です。
とろとろの半熟玉子で、ロールキャベツ添え。
体重40キロを切る細い姪を見ると、たくさん食べてほしくなります。
一緒に私もこんなに食べてはいけないのに・・・

姪は大学を出て、また自分のやりたいことのために、
二度目の大学にこの春から通っています。
二度目なので親を頼らずに、アルバイトをしながらの学生生活です。
勉強とアルバイトの両立も大変そうで、
時々ピンチになると、私にSOSを送ってきます。

「困ったらいつでもいっておいで゛」と言ってあるので、
最後の砦になっています。
甘えてもらえるうちが花と、「足長おばさん」になっています。

月に一度、ランチをしていろいろと話をするのも、私にとっても楽しい時間です。
若い人の話は悩みばかりですが、聞いてあげれば、
「少しすっきりして元気が出た」と。
そう言われればそれもうれしいものです。
このおばさんでも少しは役に立っているかなと。

この春入学した人、就職した人、皆多かれ少なかれ、
新しい生活に慣れるまでの悩みを抱えていることでしょうね。
悩みは人を成長させますから、大いに悩んで解決していってほしいですが、
それに負けて病んだりしないように、気分転換もたくさんする事かな。

ランチをきれいに平らげて、授業の合間に出てきた姪は、
「ありがとう~」と午後の授業にもどっていきました。



私もやる気が出ます!
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一生物はやはりアナログ

2014年06月08日 | 日記


母が使っていたマッサージ器
実はこれは私が40年以上も前に母にプレゼントしたものです。

手の届かないところを指圧するのにとても便利なので、
肩こりがひどい母に、きっと母の日のプレゼントか何かで贈ったのだと思います。

80才を過ぎて、私と暮らすようになってからは、
毎晩寝る前に私にマッサージをしてもらうのが、一番の楽しみだった母です。

体調を崩して私の家に来る時の荷物の中に、このマッサージ器はちゃんと入っていて、
いつもこれをベッドの横に置いて、使っていたのを思い出します。

最近は私が便利に使いだしました。
かゆいところに手が届き、どんなに使っても壊れない、
本当に優れモノなのですよ。

体を押すところには初めはゴムがついていたと思います。
それが薄くなり取れたとき、そこにクッションになるものを覆いつけて、
何度も直し直しずっと使い続けていたのですよ。
電気器具ならとっくに壊れ言いましたよね。
今もこのようなもの売っているかしら。

結局、最後に残るのはアナログ的なものかもしれません。




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命の次に大切なもの

2014年06月07日 | お茶三昧

私のお点前ノート



稽古の後に、こんな感想が届きました。。

・・・・・・「行の行」は、帰宅してから思い返そうとしましたが、断片的にしか思い出せず、
とても流れ良く(!?)いきません(#^^#)。
お茶を点てるところまで辿り着きそうになく・・・。
もちろん一度では無理ですね。
自分の記憶力の無さにガックリきます・・・。


そうですね。長い道のりです。
頑張ってくださいね。



  利休百首より・・「習いおばちりあくたぞと思えかし  書物は反古腰張りにせよ」



 これは、お点前は書いたものにたよってはいけませんよ・・
何度もお稽古をして、理屈も理解して、体で覚え、頭に入れなさいということのようです。

以前にも、別の場所に書いたことがありますが、
稽古に通っていたころには、お稽古が終わると、
その日のうちにお点前の流れを思い出してはノートをしました。
初歩のお点前は今はテキストもたくさん出ていますから、忘れても心配ありませんが、
先へと進むにつれて難しくなるのに、そのようなお点前はテキストなど絶対に出ていません。
自分で書いたものしか頼るすべがありませんね。
そう、お点前ノートは自前の免許皆伝の虎の巻みたいなものですから。
このノートがあればこそ、時々確認をしながら、
私は皆さんに正しくお点前を伝授できるのです。

初めのノートはあまりに書き込みが多くて、もう何が何だか分からなくなり、
一度全部、PCで打ち直しましたが。
 
今は毎日繰り返して、いろいろなお点前を教えていますから、大丈夫なのですか、
そのうち高齢からくる何とかで、あやしくなって・・という時もやってくるでしょうから、
何度も何度も書き直して完成したノートは、そんなときのためにも大切なものです。
ですから、もし火事になったら何をおいてもそのノートを抱えて逃げなければ。

そんなことを話していたら、
ある方の知り合いの先生は、ノートを二冊作って一冊は金庫に入れてあると言うのです。
え・・あれを全部また書く・・。
お茶をなさっていて、奥秘まで、極められた方はおわかりでしょうが、結構大変な作業ですよ。

 聞くところによるとその方の師匠が、なんと実際に火事にあって、
お点前のノートをすべて燃やしてしまったのだそうです。
そのあとの先生の、落胆ぶりと、困った様子に、
そんなこともあるかもと、金庫に保管を思い立ったのだそうです。
 
それを聞いて、私も絶対に安全な場所に一冊置いておくようにしなくてはと、
その時真剣に考えたのですが、
いまだに二冊目は出来上がっていません。

こうなったら、命の次に大切なものとして、
この一冊をしっかりと守り抜きたいと思います。




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みんな元気でなくては

2014年06月06日 | 日記


「無門」(亀屋良永製)「宝づくし」(末富製)


梅雨入りした一日、暑さも収まって、
すこし落ち着いて稽古ができました。

でもお茶はのんびりできているのですが、
心配事もちょっとあります。

友人が左手首に包帯を巻いていました。
その時は手首を痛めたといっていましたが、骨折していたということ。
左手でも、やはり不自由でしょうね。
仕事に趣味?に飛び回っている忙しい人ですから、無理をしていないか心配をしています。

お稽古にいらしている方で、ドアーに指を挟んで怪我をした方が。
軽いけがではありませんでしたから、とても心配です。
どのくらい回復したでしょうか。
お稽古もできなくて、落ち込んではいないでしょうか。

いつも頼りにしているお姉さんが、腰を痛めています。
頼られている分、休む暇なし。早く良くなってほしいと、やはり気にかかっています。

帯状疱疹で、痛みとたたかっていたお茶のお仲間。
もう痛みは取れたでしょうか。
自分も一年前に、同じようにに痛み止めを飲みながら戦っていましたっけ。

私が心配しても、何の解決にもなりませんが。
周りが皆元気でないと、一緒に何をしても楽しさ半分ですね。

一日も早い回復を待っています。



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そうだ竹やぶに行こう~本樋と逆樋

2014年06月05日 | お茶三昧

「あわの海」(いと重製)


今日は「行の行台子」が初めての方の稽古をしました。
先輩にさきにお点前をしていただいて、イメージ作りをして、
次は初めてなさる方にという順にしました。
こんな時は先輩は緊張するものですね。
お点前を二度も三度もノートに書いているけれど、
まだちゃんと仕上がっていないとおっしゃって、
一つ一つ確かめながら頑張ってくださいました。

その後には、始めてなさる方の稽古の様子を見ながら、
いろいろと復習出来て、良い勉強になったのではと思います。

そのあと、一人の方から茶杓についての質問があって、
本樋と逆樋についてまだよくわからないということ。
そこで絵をかきながら説明などして、皆さん納得してくださいました。



懐紙に書いた下手な絵は、「ください」と持ち帰られましたので、
ここにはきれいな絵を載せておきます。
ちなみに「樋」のない茶杓は茶道具としての茶杓とは言えないそうです。
逆樋と本樋の呼び方は、流儀によっては逆になりますが。

最後には
「竹ってこんな風に枝が出ていて、そこに樋があるということは知らなかったわ。」
「竹をそんなにしげしげと見たことないわね。」
「今度、竹やぶ見学にいきましょうか」と。

そうですね、私も一度くらいは竹の生態をじっくり観察してみたいです。




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そろそろ着られるかしら

2014年06月04日 | 和服生活


ベランダの「ベコニア」が少し元気になりました。
「どくだみ」の八重咲きもこんなに素敵なのですね。


母が逝ってから四年目の夏が来ます。
昨日会った学生時代からの仲間のお母様が、五月八日に亡くなられました。
仲間はこうして皆、身軽になり、
あとは自分の行く末を考えるだけになりますね。

母の着物を出してきて、もうそろそろ着られるかしらと眺めています。
一度くらい手を通したもの、まだしつけのついたままの物など、
晩年に作ったものがまだ数枚が残っています。
何時着られるかしらと思っていましたが、
もう誰も「地味じゃない」と言わない年になりました。
今年の秋は着てみましょう。

母は小柄でしたから、ほとんど仕立て直さずに着られますが、
一番痩せていた晩年のものは少し前幅が狭いです。
ただ立っているだけならなんとかなりますが、お茶に着るにはちょっと心配ですね。
お茶用は標準より前幅は多少広く作りますから。

でもそれは来年に着るチャンスがありそうなので、
それまでに2キロほど減量すれば、丁度良くよくなります。
慌てて仕立て直さずに、体をサイズに合わせることにしましょうかと。

どうしても着たい着物のために、
お茶会前にして数か月で必死でやせたという人もいますから、
私も挑戦してみようと思います。

人は目標があれば頑張れるものなのです。
夏に向かって髪を切ったら、顔の丸さが目立って、
「また太ったかも」と嘆いている私なのですが。



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物にも心が

2014年06月03日 | 日記


コンサートに和服で出かけました。
たまには記念撮影もね。
でもこの後悲劇が起きます。

淡い色の単衣の付け下げですが、
今年はこの着物を一~二回着てから、お手入に出そうと思っていました。
こんな風ににこやかに写っていますが、
そのあと、ワインでほろ酔いの私は見事にバスタを落とし、
トマトのシミが…
一番やってはいけないことを。
お手入れに出すからという心のゆるみかでしょうか。

こんなことがよくあります。
もう潮時と思ったとたんに失くしてしまったり、壊してしまったり。
物は持ち主の心をちゃんと察知するようです。

先日は、お稽古の方が、
「この帛紗もずいぶん使っているから、そろそろ新しいものを」と。
そう言ったいったとたんに、その帛紗は建水にぽちゃん!
まるで帛紗が身を投げたかのように落ちてしまいました。
「ああ~私の心がわかったのかしらね。お世話になったのに・・」
そしてその方はおなじみの帛紗にもあきらめがついたようです。

こういう時は、
「もうちょっと頑張ってね。たいせつにするからね」
といったほうがいいのですね、きっと。
多分こちらの心の持ち方の問題だとは思いますから。

でも調子の悪くなった電気製品に、
「そろそろ取り替時かしら」というと、
急に頑張って、調子を戻すことも。
私も時々、「ちゃんとしないと廃棄処分よ」なんて、
電子レンジにはっぱをかけることもあります。

なだめたり、励ましたり、お願いしたりして、
心有るかのごとき物との付き合いは、面白いなあと思います。



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道具との出会い

2014年06月02日 | お茶三昧


「水上青々翠」


ちょっと字が小さいのでズームイン!



すみません。おいしそうな方がアップされてしまいました。
六月一日は多くのところで「アユの解禁」になりましたね。

お茶室では、そろそろ「若あゆ」なるお菓子がぴちぴちと踊るころです。
毎年決まってこの軸を眺めますが、醸し出す季節感がたまりませんね。

最近軸が思わぬ形で一本手元に来ました。
知り合いの先輩の先生からお電話があり、
お弟子さんに頼まれて一年もかかって探して手に入れた軸が、
行き場を失ってしまったというのです。
その方の家庭の事情で、お稽古をお休みになる事になり、
お道具ももういらないということになったのだそうです。

せっかく手に入れたものの、無理にというわけにもいかず、
先生もお困りになったのでしょうね。
おめでたい文字の一行物ですが、ご自分は同じものをお持ちとか。

そこで、
「お道具屋さんに返してもいいのだけれど、もし持っていない軸ならどうかしら」
ということなのです。
値もそんなに張りませんし、むしろそれで手に入ればとてもお得です。
文字はいつでも使えるおめでたいものです。
お茶事で使うチャンスも大いにありそうです。
せっかくなので代わりに頂くことにしました。
求めて出合った道具ではありませんが、
私のところに来る運命の道具と思って、大切に使いたいと思います。

道具との出会いといえば、
昔も今も、お道具持ちの方々は、
ほしい道具をもとめて、いろいろと策を練るとか。

どうしても欲しい道具を目にすると、譲ってもらう交渉などするようですね。
それでも「いやいやこれは売ることなどできません」と断られると、
自分の持っている物で、持ち主のほしそうな道具を交換条件に、
何度も粘ったという話はよく聞きます。
私どもとはとてもレベルの違う世界の咄ですが。

さて今年は何処のお店の「あゆ」をいただくことにしましょうか。
お菓子なら、少しがんばって、レベルアップできそうです。




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カワラナデシコも咲いて

2014年06月01日 | 日記

二~三日前につぼみにピンク色が差したと思ったら、
今日はたくさんの花が。
例によって、ベランダの手すりの外を向いて咲いていました。



そんな花もほころぶ、暑い一日、
友人の主催する「池田理代子とばらのミューズたち」の、
第17回公演が浜離宮朝日ホールで開かれました。
衣装にあれやこれやと悩んだり、プログラムの原稿や字幕の翻訳と、
準備に忙しい友人の姿を見てきましたので、
コンサートの成功は何よりもうれしいです。
舞台装置はありませんが、照明と衣装にこだわった演出も、
とてもすっきりとしていて楽しめる舞台でした。

今年はガラコンサートということで、
いいとこどりのオペラの名場面ばかりが、初めから終わりまで演じられ、
中身の濃い、それなのにあっという間の時間を過ごしました。
それと、特別ゲストとして、
秋川雅史さん、イタリア在住の藤井泰子さんが出演ですので、、、
それも興味深く楽しみでした。

主催者側に聞くところによると、秋川さん効果は絶大で、
チケットは二か月前に完売。
そして当日のチケット回収率は99%ということです。
つまり、都合で来られなかった人が4~5人だったのです。

カルメンのドンホセ役を演じてくださいましたが、
やはり歌はもちろんですが、ビジュアル的に行っても説得力がありました。
相手役のカルメンを務めたのが、私の小学校での教え子で、
応援している栗田真帆さんでしたので、感無量でしたが。

そしてもう一つ感動したのが、池田理代子さんミカエラです。
人生を経たからこそのその表現力で聞かせる歌は、
若い歌手のエネルギーほとばしるものとは違う響きで、
心に迫るものがありました。

同い年の私や、一緒の友人も、
「努力に頭が下がるね。まだまだ私たちも頑張ろう」と。

打ち上げにも顔を出させていただきましたが、
秋川さんも加わって、お疲れ様の時間を過ごしました。

今回は栗田真帆さんのお母様も、裏方としてお手伝いなさり、
蝶々夫人の藤井泰子さんや、真帆さんの頭を結ったり、
和服の衣装の着付けをなさったとか。
お母様はベテランの腕の良い美容師さんなのですよ。
大変でも娘さんのために、嬉しい仕事だったと思います。

さあ元気をもらいましたので、
私は10月のお茶席に向かって、エンジンを掛けなくては。
社中の皆さん、よろしくお願いします。
そのころはベランダには、
今盛んに葉を増やしているホトトギスが咲いているでしょうね。




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