ミュー ・ 百花春至為誰開

月山・葉山・野菜つくり・短歌・スケッチ

初夏の朝日連峰 & 果樹園 ※寒河江市・柴橋

山寺

2008-05-21 | Weblog


今日は良い天気に恵まれ山寺までサイクリング。

朝8時半出発。山寺着11時半。昼食後山寺に登る。山から降りて来たのが2時。
4時過ぎ無事自宅に戻る。

片道25km往復で約50kmのサイクリングだった。

上の写真は山寺の中でも一番上のほうにある部分。











およそ700段くらいの山道にたくさんのお寺が散在している。

巨岩があったり、大きな杉木立があったり、かなりきつい山道だった。





一番上まで登ると、急に視界が開け、それまで登ってきた苦労を忘れさせてくれた。



山寺で一番高いところにある「奥の院」まで登った。 諸々祈願・・・・

どうか御利益がありますようにと・・・・・・・。



真中の岩の上に見える建物まで登って行った。下の建物は山寺のお土産屋さん。



上の写真は鉄橋を渡る仙山線の電車。向かって左が仙台方面、右が山形市方面。

私にとって山寺にはいろんな思い出がある。

この鉄橋もその思い出のひとつだ。

昨日も昔話だったが、今日はもっと古い話で、私が大学4年の時の話だ。この山寺駅の先に面白山駅という駅がある。その駅の近くの民家に、クラブの7~8人で3泊4日ぐらいの夏季合宿をした。合宿が終わりそのまま仙台まで帰ればよかったのだが、せっかくここまで来たのだから、ついでに山寺を見学して行こうということになり、面白山駅からまったく知らない山道を通ってこの山寺まで歩いて来た。およそ2時間ぐらいかかっただろうか、「熊出没注意」などの看板があり、みんなで大声を出し合って歩いて来た記憶がある。
そして山寺で最初に見つけたのがこの仙山線の鉄橋だった。

そうそう、私達のクラブはいい加減なもので、新潟県の岩船郡にキャンプに行った時、せっかくここまで来たのだからといって、海を渡って佐渡まで行ってしまったほどだ。
当時お金がなくて佐渡のドンデン山キャンプ場のテントの中でインスタントラーメンばかり食べた記憶がある。

記憶は次第に薄れてしまい、山道を2時間かけて歩いた記憶だけは今でも今でも鮮明に残っているのだが、肝心の山寺見学の記憶は皆無だ。

これまで何度となく登っている山寺であるが、やはり歳相応の感慨がある。

これまでの記憶はなんとなく石段が続いて、頂上にお堂があって・・・・くらいの記憶でしかないが、今日は少しこれまでとは違って見えた。

石段を登るにつれて、次第に仏の世界に近づいていくかのような錯覚を覚えた。

岩山に無数に彫られた石仏の一つ一つに、どんな想いが込められているのだろうなどと考えたりもした・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。





これで、しばらくは自転車はお休み。やっぱり自転車は疲れる。

私のブックマークに「自転車一人旅」のブログがあるが、どうも今回はこのブログの影響を受けてしまったらしい。私には無理なことが実感できた。

帰り道、途中まで妻に迎えに来てもらおうと何度も思ったが、我慢、我慢・・・・・

今日は大変疲れてしまった。早め就寝・。