


隣町大江町、大山自然公園の「ユリまつり」が始まった。
初めて見に行った。
ここのユリはヒメサユリ(姫小百合or乙女ユリ)で何箇所かの斜面に群生して咲いていた。
看板には、咲き始めとあったが、ちょうど見頃のようだった。
朝日、飯豊、吾妻山系にしか見られない貴重な植物らしい。
カサブランカのように姿、形が、がっちりとした大型のユリではなく、茎、葉、そして薄いピンク色をした花、実にすべてが弱々しい、まさに姫小百合の名にふさわしい可憐な雰囲気だ。


ここから私の自宅が見える。12~3km位で車で20分くらいだ。平野部分の中央部に突き出したように見える山の先端部分。


雑木林の中、点々と薄いピンク色をした姫さゆりが咲いていた。




展望台からは朝日連峰が一望に見渡せる。残念ながら肉眼では見えたのだが霞がかかっていて写真ではよく分からない。

大山自然公園から4~5km離れた熊伏公園へ、

真冬に暖日山の写真を撮った最上川に架かる橋を渡る。

暫く山道を登ると視界が開けてくる。ここから日本の棚田100選に選ばれた「くぬぎ平」の棚田の風景が一望できた。
初めの写真のように、ここにもヒメサユリが咲いていた。




田植えの終わった棚田、水に光る田んぼ、最上川の流れ、緑の谷間に広がる町並み、そして山の斜面に点々と咲く可憐なヒメサユリ、どれもが自然のままで、とてもきれいな山峡に拡がる静かな田園風景でした。