毎日見守っていたシジュウカラ。たまたま終日留守にした「その日」に、巣立ってしまいました(涙)
巣立つ前日、親鳥の様子が少し変わりました。これまでは、餌をやってウンチを咥えて一目散に飛んでいく、という感じだったのですが、その日は遠くに飛んでいく前に近くの木にとまってみたりして、明らかに違うフェーズに入った気配。とはいえ、数日は余裕があるだろうと高をくくって、でもとりあえず出掛ける時にビデオを設置しておきました。ただ、4時間くらいしか撮影できないメモリだったので、撮影できても午前中かな、と。しかし、午前中に巣立った方が生存率が高い、という情報があったので、巣立つならば午前中だろう、と願って。
翌朝、巣箱の出入りがないので怪しいなあ、ビデオをチェックしなきゃ、と思いつつ、外を眺めると、巣立ったシジュウカラが生きる訓練中・・・やっぱり巣立ってました。ちょっと残念。子供はまだツンツンして餌をつつくことに慣れていないようで、うまくつつけず、時々親がやってきてフォローしてあげています。この子達をカメラで追いながら、運動会で孫を撮影しているおばあちゃんになった気分でした。
親から餌をもらう子供の図(動画キャプチャーなので映像が荒いですが)
ただ、まだ2羽しか発見できていないので、何羽巣立ったのかが不明。カラスにやられてないといいのですが・・・。そして、訓練中もカラスが狙っているようで、森の中にやってきます。まだまだ気が抜けないです。
ちなみに、巣立つ瞬間は録画できませんでしたが、巣立つ日の午前中は餌を咥えて巣箱の入り口でじらしてみたり、巣箱の穴から外の様子をうかがってみたりと、観察していたら「もう巣立ちます!」と言ってるような状況でした。不在だったのが悔やまれますが、来年は巣立ちに立ち会いたいと思います。今回、孵化から16日目の巣立ちでした。平均が17日くらいのようなのでまずまず頑張って育てたようです。戻ってこないことを確認したら、巣箱の掃除をしてあげる予定ですが、無精卵とか(何か悲しいもの)が残ってないことを祈ります。