冬には団体でやってきて、餌台を独占し困った存在だったカワラヒワ。夏になって、団体ではなく2~3羽で来るようになり、静かにしているので、まあまあいい存在です。観察していると、草むらの中でツンツンしているか、水を飲んでいるか。しかし、水は飲むけれど水浴びをしません。カワラヒワは水浴びをしない鳥なのかとググってみたところ、そうでもなさそうです。
モノの本によると、カワラヒワはイネ科やキク科などの草木の種子を中心に食べるので、果実食や昆虫食の鳥に比べてたくさん水をとる必要があるのだそうです。確かに、他の鳥たちに比べて水を飲みに来る回数は多いのですが、水浴びをしているところを見たことはありません。横でシジュウカラが水浴びをしていても気にしない。
植木鉢の水受けでこしらえた行けてない水場ですが、近くに水場がないので、なかなか人気です。ジョウビタキも・・・
大きさが合わないけどヒヨドリも順番待ちして水浴びしています。
「カワラヒワは林冠が閉じた暗い林の中は好まず、上部が開けた場所を好む傾向が強い」ということですが、広い明るいところでも水浴びをしているのはほかの小鳥たち。
ということで、まだカワラヒワが何故我が家で水浴びをしないのか、解明できていません。飲むのはここでいいけど、浴びるのは清流がよい、とか?気になってカワラヒワの動きを観察していたら、ジューンベリーをガツガツつついていました。せっかく熟れてきたところなのに・・・ほどほどにして私の分はとっといて欲しいものです。