機動画報日誌 Mk-Ⅱ

英 浩史の日々徒然を記すブログ

舞-乙HiME 25/26話

2006年03月31日 | HiME
どうもです。

 いやぁ~、いろいろな情報が錯綜しすぎて(笑)頭の中が飽和状態
ですよ。腑に落ちない点が皆無という訳ではない(*1)ですが、概ね
満足の出来るラストだったかと。

 タイミングとかの瑣末な部分で多少ズレはあるものの、概略では
先の展開が読めるというか何というか。それは決してマイナス評価
を導き出すものではなく、むしろ「こうなったら面白い(「笑える」含む)
のになァ」という展開をキッチリやってくれてます。舞衣やミコトの
参戦(*2)とかミス・マリアのマテリアライズ(!)とか、巧海の向う隣に
舞衣がいてむくれている晶とか。スタッフも狙って(それ以前に判って)
やってるみたいで、少なくとも「おいおい、こうなるんじゃねぇだろうなー、
・・・うわっホントにやりやがったよ・・・(呆)」ってのは無かったですよ。
 逆に、完全に失念していた伏線を踏襲していて「ああァ、そういえば
これがあったなァ!」と思ったのが、ニナの「最終形態」。エピローグ
の方じゃなくて決戦の場面での話ですよ? 以前、アレはミコト人間体
かも?と予想してました(だって弥勒っぽい剣を持ってたし)が、
オープニングが変わって以降、次々に出てくる新情報の奔流(笑)に
流されて、完全に、頭の奥底に沈み込んでました。

 エピローグでのセルゲイ&ニナのフォローも「ありがち」と言えなくも
ないけど、今までの流れから類推すれば「こうなるといいな」的な展開
をキッチリこなしてる訳で。
 エルスティンが結局消えたままなのは残念といえば残念だけど、
アリカやニナの中で生き続けているし(ラストのスリーショットは
さすがにちょっとウルッと来ました)、前々回にあれだけの事をやった
以上は、安易に復活されてもそれはそれで興ざめだし。

 いやァ流石です、乙HiMEスタッフ。続編OVAの製作も決定した
そうで、「HiMEプロジェクト」第4弾(*3)も充分あり得るし。
こうなったらもう、とことんまで付き合いますか(笑)。

 
 私が今望むことは、いつも見に行っているサイトの絵師様が描く
“清廉の孔雀石”でマテリアライズしたロザリー=クローデルを
拝見することです(ヲイ)。
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  *1:例えばアリカとニナが「どう見ても死んでます。本当にあり・・・(以下略)」な
    展開とか、カズヤ=クラウゼクの立場とか。「選帝侯」って、あくまで皇帝
    (厳密には事実上の皇帝であるドイツ国王)を選ぶための選挙権を持っている
    貴族や聖職者のことで、(臨時にせよ)皇帝そのものになる権利はないと記憶
    してたんだけど。アレだとむしろ、日本の「宮家」に近い感じ? まあ乙HiME
    世界の選帝侯が、現実世界の選帝侯とイコールとは限らないけど、深優が潜った
    先にあった建物のことを考えると・・・ね。
  *2:唯一というか一番「不満」側に近い印象だったのが、舞衣のスレイブ一掃の
    シーンが新オープニングのバンクだった点か。それでも全体のプラス評価
    からすれば微々たるものでしかないけど。
  *3:第3弾は「♪一万年と八千年先~♪」に劇場公開予定なので、次の新作の
    カウントが「第4弾」となっていることを切に望む(笑)。