決戦の地は雨

　箱根に行って参りました。　晴天で良かった～。
　しかしすっかり忘れてますね、乗換えで小田原の駅に降り立った時から、はて、ここはこんな駅だったろうか　と思って。まあ、綺麗に改築されたんだろうけど。
　箱根湯本の駅から、登山バスで。
　この辺は本当に気持ちが落ち着きます。　東京から箱根に向かう時、花粉予防でマスクをしてたんだけど、それを自然に外した。気持ちがそうさせるのね。私はこの辺が身体に合ってるのかもしれない。
　くねくねの　箱根の山は天下の剣～と歌われる、坂道をバスは右へ左に大きく揺れながら登っていきます。山のあちこちにまるで霞がかかったようにピンクが浮き上がる場所があります。
　桜でしょうか？　既に山のそれは殆ど散ってしまっていましたが、もう少し前ならさぞかし美しかったと思います。
　
　いよいよ箱根神社です　降り際、バス料金の精算の仕方が判らないとか（後払いでしょ、普段バス乗りなれてないし、どうして千円札を両替したのに、５０円とか１０円も一緒に出てくるのか判らなかったのよ）、変なことにパニックになりながら、本殿へ向かいます。
　
　しかし何の記憶も無い。芦ノ湖だけを微かに覚えているだけ。
　何処かの老人会の人々の間に混ざって本殿へ向かいました。写真は本殿近くの、森林です。高くそびえる木々の群れが厳かな雰囲気を醸し出しています。
　平日だったので、人は少なめでしたが、休みの日ならさぞかし賑わっていたことでしょう。多分、人の列が出来ててまた、本殿は何処　と迷って慌てることもないと思います。

　しかし、よく自分の性格が判ったよ。　箱根に行くだけで性格を再認識できるんだから、凄いもんです。

　本当は　温泉にでも入ってのんびり出来ると良かったんですが、日帰りですから。帰りを急ぎます。次回は行き方を忘れない内にどうにか行きたいもんだ。　

　東京へ帰る電車の中、ちょうど通勤ラッシュに当ってしまいましたが、ぱらぱらと降り始める雨。　東京へ帰ると同時に雨。迎えてくれるのは雨。
　決戦の地は雨。頑張れってことでしょうかね。私は自然に外していたマスクをかけました。ここではこれが必要な気がするのです。化粧とかって鎧も。
　
　大丈夫だよ、力はもらったさ。引いたおみくじに過去に惑わされるなとありました。過去は過去たらしめよ、か。
　
　帰ったら、先日葉書で出したお礼状の返事がメールできてた。

　現代だね。