スッキリしない自販機

　昨日、家族の転院を終えて、再度前の病院を訪れその支払いを全て済ませたその帰り。

　前から欲しいと思っていたこのジュースを自動販売機で買いました。

　１本だけ欲しかったんです。

　とにかくお金を入れて・・・でも反応なし。普通商品についてるランプがつくでしょう。これ、今の投入金額で買えますよって、それがついてない。おかしいなぁ、金額が少ないのかな。１０円玉を入れます。

　すると今、入っている金額に１０円とでるんですが・・・。
　その前に私１００円玉とか入れてるよ。私の感覚だと１３０円、プラス１０円入れてるんだけど。

　疲れてるからぼけてるのかしら、なんか勘違いしてるのかしら？そう思ってもう１度２００円を入れました。
　今度は商品のランプがつき、ボタンを押しました。

　そしたら・・・。

　なんで？

　２本出てきたんだけど。

　ってことはやっぱり１３０円入れてたんだよね？私。じゃなんででてこなかったのさ？

　ということで欲しくもないのに２本も購入するはめになりました。

　前にもあったなこんなこと。１本分の料金しか入れてないのに２本ペットボトルが出てきたとか。

　やっぱりなんかハプニングの神が宿っているのであろうか？

悪夢の始まり

　家の家族が事故にあったのは７月初めです。

　ここからは若干前に書いたことと重複することがあるかもしれません。
　
　ある朝、家に電話があって、下の自転車置き場で事故にあった、今救急車で病院に搬送されるからと管理人さんから電話が来たところから始まります。

　それは私に今すぐ来い。救急車に同乗して行けということでしょうか。
　実家と言っても近いですから駆けつけられない距離じゃありません。

　この日、２時間後には仕事の約束がありました。その時間までに戻れるんだろうか。不安に思いながら行くしかありません。

　救急車の中の本人は至って元気で、足がまるで動かない。骨折してるみたい～。とぼやいていました。

　引き受け先の救急病院が決まり、救急車は出発します。
　この時も本人は至って元気です。

　けれど私の頭の中はずっと非常ベルが鳴り響いているみたいなものです。
　骨折、動かすことが出来ないと言うのならそうでしょう。
　ある年齢に達した者が骨折すると言うのはそのまま寝たきりになる可能性もあるということです。

　それに仕事、キャンセルするにはきつい状況がありました。

　病院に着き、検査の結果を待ってる間もこちらはすることがありません。仕事相手の方に連絡を入れ遅れるかもしれない旨を伝えました。入院の可能性が徐々に高まっていました。
　そうすると入院の仕度で一時家に戻り荷物を持ってこなければならない。これではもう間にあいません。

　結局入院となり、道具を揃え再び病院に戻ります。この時も本人は元気でした。

　次の日、仕事で行けなくて入院した２目に行ったのかな。
　そこにはベッドに寝かされた家族の姿がありました。つなぎのパジャマを着せられ、身体はベルトでベットに固定されています。
　両手には鍋つかみのようなものをされ、その鍋つかみの手首の辺りに包帯が軽く巻かれベッドの策にくくられ、自由を奪われていました。

　それを見た時、ショックで貧血を起こしました。

　あれは私の本当の悪夢の始まりでした。

　夜中に暴れたらしいんですね。一見元気そうに振舞っていましたが事故のショックと環境が変ったストレスがそうさせたらしいです。

　怪我は足の骨折ですから今は固定する必要があります。なのに混乱を起こして「帰りたいと」動き回る、それをさせない為にそういう処置をしたのだと思います。

　つなぎも鍋つかみもで拘束もされていましたが、経験のある方はお判りと思いますが共に鍵のついたもので脱ぎ着も鍵を開けてするというものです。

　それが私に更なるショックと不安を与えました。

　その現実がまず受け入れられず私はそのまま胃痛と吐き気で同じ病院の内科にかかりました。胃潰瘍まで心配されそういう薬をもらいました。

　あれは・・・どんな言葉でも語りつくせないショックでした。
　誰を責める・・・そういうことではないんですが、そういう現実に突然局面したと言うのは身体が全身で拒否反応を示したいた通り、それ以外の何物でもありませんでした。
　
　そしてこの時、年齢的な問題もあるし、骨折だから必ずしも元気になって退院すると思わないで欲しいと言われていました。違う余病が出る可能性があるし入院する＝元気になるってことじゃない。だから今から最悪の場合のことを考えていて欲しい。逢わせておきたい人がいるなら連絡をして欲しいと言われていました。

　だからここまでこれたのは、いい結果だったと思います。
　結局違う病気も出てしまい、転院やらいろいろ問題はまだ山済みですが、ここまで来れたことは私は本当に嬉しいのです。

どっと笑うしかない

　本日無事家族を転院させてまいりました。

　衣類への名前入れそんなに真剣にならなくて良かったみたい。
　私、病院から病院の移動の車の中でもパジャマに名前を入れてた。
　「酔いませんか？」
　と先方から付き添いで迎えに来られた方に聞かれましたが、どこか必死ですから、大丈夫みたいです。

　転院する本人も緊張があるらしく結構元気でした。これも心配だったんですよね。
　一旦洋服に着替え、身だしなみを整えていくと積極的に行動してくれましたので助かりました。

　ただ大きな落とし穴がありました。
　私のことだから何かミスはすると思っていましたが、期限切れの保険証を持参してみたり。

　あら、切れてるの？とびっくり。

　それに今までは支払いは病院の窓口でだったんだけど、これからは振込みでってことで、その方が楽かなぁと思ったのに。

　振り込む金額が１０万を越すとするとできないみたいですよ。
　例の振り込め詐欺のせいです。自動的にはじかれるみたい。

　お陰で窓口での振込みとなるらしいです。

　平日の午後３時までに私に月１で窓口通いをしろというのか。
　多分今まで振り込んでいて振込みカードを発行されている、振込み履歴がある方は平気なんですよ。これから始める人はダメ、らしいの。

　ありがたいことですね～。そこまでして守っていただける。
　ありがたいことですが、私は・・・。
　関係ないのに被害をこうむっている。

　午後３時までに窓口に行き、おまけに身分証明を提出しないと振り込めないらしい。

　なんかどっと笑ってやってください。

　だから身分証明って私、保健証しかないんだから。

　時代が逆行してると感じるのは私だけでしょうか。

　結局アナログが間違いないのよねってことかしら？

　ひとまず大仕事が終わって気持ちはずい分落ち着きました。肩の荷が下りると言いますが、まさしくそんな感じ。
　
　自分の人生が再び手の中に戻って来たような安心感があります。
　明日は朝から仕事じゃ。とにかく頑張らねば。