
popsugar.co.uk(出典)
度々出る話が、ヘンリー王子がメーガン・マークルとの結婚を考えだした頃のことだ。
兄のウィリアム王子は、時間をかけるべきと言った。そのときメーガンのことを「あの子」と言ったことにヘンリー王子が激怒した。
この時点でウィリアム王子にとってはよく知らない女性だし、対して深い意味もなかった言葉かもしれない。
それでも兄に自分の最愛の彼女をそう言われたことは、ヘンリー王子にとっては大きなショックだった。
普通に考えてということだけど、兄弟と言ってもいろいろなことがあり、もしかするとヘンリー王子も全面的に兄を信頼し、好きじゃなかったのかなと思う。
兄弟間の妬みも嫉みも大して珍しいことではない。
母のことがあり、団結している兄弟であってもお互いの立場、人々からの視線、常に比べられる存在ということがあれば…いつしか兄弟でもそんなマイナスの感情に支配されてしまうことはあるだろう。
英紙デーリー・メール(電子版)が英王室史研究者で伝記作家のロバート・レイシー氏の新著を特集した。その中で
ヘンリー王子は20代最後の2年間、自身も〝大混乱〟と認めるほど全てが間違った方向に流れていた。
中略
…完全に精神崩壊に近い状態に何度か陥った
今年36歳になったヘンリー王子としては、ずい分最近のことのように思う。少なくとも10年は経っていない。
2016年に妃となるメーガン・マークルとの出会いがあった。
ウィリアム王子は紹介された弟のガールフレンドに2人の付き合いが浅いことから、もっと相手をよく見極めるべきだと忠告をするが…
そこから兄弟の関係は大きく変わった。
単純に言えば、ヘンリー王子は寂しかっただけかもしれない。そこへ上手くハマったのがメーガン・マークルだった言えばそうかもしれない。
メーガン・マークルは、ヘンリー王子の母親と癖や特徴が似ていた。それ故ヘンリー王子は大きくメーガン・マークルに傾いていく…。
癖くらいは似せようと思えば似るだろうけど…。
どこかで、メーガン・マークルがのちに見せる破天荒さが重なったということだったのか。
どちらにしろ今までの彼の周りにいないタイプの女性だったのかもしれない。
それでも気が合ったことは確かだと思う。どちらかが上手く相手に合わせることはできても…結婚をしてしまえば、それ以上は無理ではないかと…。
兄弟の相談役を引き受けていたのは、母のダイアナ元妃の弟のスペンサー伯爵だった。
このヘンリー王子の結婚も彼はウィリアム王子と同意見で、ヘンリー王子に話をした。

pinterest.it(出典)
スペンサー伯爵
しかし、ヘンリー王子はその好意に感謝しつつも、それに激怒し結婚への道をひた走る結果になった…。
弟側からしてみれば、全てを上手くやっている兄貴から自分のしたいことに茶々を入れられたことが気に食わなくて、反対されるから余計にムキになったということかもしれない。
その結果が今、出ている。

bbc.com(出典)
それぞれが選んで至っている道なので、簡単によかった悪かったと言えることではない。
全てが絡み合った結果ここへ辿り着いている。
ヘンリー王子とメーガン・マークルの結婚が正しかったとも間違っていたとも言えない。
この2人の結婚生活が破綻しない限り。今はヘンリー王子とメーガン妃の両者の問題だから。
兄を始めとする家族からしてみれば、やっぱりな…という結論しかないだろうが…。
Amazon.co.jp 公式サイト。アマゾンで本, 日用品, ファッション, 食品, ベビー用品, カー用品ほか一億種の商品をいつでもお安く。通常配送無料(一部を除く)