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製造者と販売者

2009年03月19日 | Weblog
以前から食品を購入する時に気になっていたのが、食品のラベル表示の製造者と販売者の違い。
製造者だけ記載されているものもある。
製造者と販売者両方記載されている時もある。
販売者だけ記載されて、その横や欄外に製造者固有記号(アルファベット)などが印字されていたりする。
これだけ見ていると、どこで作られているのか消費者にはわからない。

【YAHOO!知恵袋】
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1014665055
【製造所固有記号について】
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/07/s0723-9c.html

冷凍食品は人件費の安い中国で製造されたものが、日本国内で販売されていた。
冷凍食品に限らず食料自給率39%の日本は、加工食品の輸入に頼らざるを得ない。
景気が悪化している日本では、大手が低価格商品を売り出してきた。
その安さは大手で体力があるからできること。
それ以外の地方の小売店は持ちこたえることができるだろうか。

今読んでいる松下幸之助氏の本に、天地自然の法があった。
品物を買ったら集金するのがあたりまえのこと。
買ったものが一円であれば一円十銭で売ること。
これが天地自然の法。
一円のものを九十銭で売れば天地自然の法から外れる。
社会の経営層には、天地自然の法から外れてしまう傾向があるそうだ。

薩摩藩主 島津斉彬の富国強兵政策ではないけれど、自分の国を富めるようにするためには輸入に依存するだけでなく内需拡大に力を入れて、人件費・物価が高かろうが国内で製造し、高品質・高価格・高安全にして人々の給料を高くすればと、人とは全然逆の考え方をしてしまう。
コメント
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