My Favorite 《ゴールデンイーグル&Sleeping lion》

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裸でも生きる(1)***山口 絵里子さん***

2009年04月22日 | 
グリムスの所をクリックしてみたら、この本の紹介がされていたので気になって読んでみた。
起業したばかりの人や、起業して挫折しそうな気持になっている人は、この本を読むといいかもしれない。
勇気が湧いてくることでしょう。

山口さんは小学生の頃にいじめられて登校拒否になり、中学生の時には不良になってしまう。
高校では男子柔道部に入部して、男子と混じって練習を続け常に男子に負け続け、人の何倍も努力して耳が潰れてしまい、膝の靭帯を3本切断してしまったこともあった。
途中で挫折しそうになったこともあるが、ついに全日本で7位になる。
そこまで頑張れたのは、負けず嫌いが強かったせいと「私以上に努力してきた人間はいない」と自分の力を信じていたからできたこと。


その後、高校での柔道生活に区切りをつけ、工業高校から慶應義塾大学総合政策学部に入る。
他の生徒と比べて英語が話せないために語学留学をするけれど、睡眠時間を減らしすぎてうつ病になってしまう。
そこまで自分を追い詰めていったのは、うっすらと自分がするべき使命を感じていたからかもしれない。
慶應義塾大学を卒業後は、アジア最貧国のバングラデシュのBRAC大学院へ入学する。

このあたりまで読んでいたら、山口さんは行動力バッグンというかある意味無手法だということに気付いた。
日本で就職したら、良い会社に入れて高い給料を貰えるのに、自分から苦労して険しい道のりを選んでいるようにも感じる。
BRAC大学院を卒業後は国際貢献がしたいといって、会社も作っていないのにバングラデシュで、ジュート(天然繊維)のバッグを160個作ってしまう。
その時に工場で皆と一緒に仕事をして、皆のモチベーションを上げることが自然に出来て、経営者の素質を持っている人だと感じた。
山口さんみたいにやりたいことがあって実際に行動してしまえば、知識やお金はあとから付いてくるのかもしれない。
つづく
コメント
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