大阪水曜ほっと集談会一世です。
人生は近くで見ると悲劇だが遠くから見れば喜劇である。
私が好きなチャールズ・チャップリンの言葉です。
さて先日83歳の父が珍しく愚痴を言っていた。
同窓会を企画したが人が集まらないのだという。
失礼ながら理由を聞いて当然だと思った。
その理由が皆さん亡くなったり、病気で寝たきりとかで出てこられないのだという。
出てこいというのが無理な話やろ!
それに対して親父は今も現役サラリーマンで毎日晩酌を欠かさない。
同窓会が大好きな父は同級生から元気という病気だと思われているようだ。
事実父の同級生から、あんたのお父さんは元気すぎて異常だと言われたことがある。
私は父が愚痴を言うのを聴いたことがない。
かつて後悔と不安しか口にしなかった私には宇宙人のように思える。
父はいつも過去でもなく未来でもなく今を生きている人である。
広場恐怖や、パニックなど心のとらわれも後で振り返ってみると、
何であんなことで悩んだり怖がっていたのかと笑ってしまう自分がいる。
そのためには、自分の性格に即した生き方や活かし方がある。
私はそれを森田療法を通じて学んだ。
今悩みの渦中にある若い皆さん、いつかそのような笑って振り返る日が日が来ることを信じてほしい。
2024.12.12 一世