ゴールデンウィーク中に広島では二つの「花の祭典」が開催されることを、皆さんはご存知でしょうか?
「花の祭典」と言えば、「ひろしまフラワーフェスティバル」が有名で、毎年120万人以上の人が訪れて盛り上がります。今年のテーマは「つなげよう 人の温もり 平和の輪」です。広島と世界を結ぶ平和の花の祭典という大きなテーマに沿った素晴らしい祭典になることは28年の歴史が証明しているでしょう。訪れた人には是非楽しんでもらいたいです。
さて、実はもう一つ、ひっそりと行なわれている花の祭典があります。広島県因島市において、「因島フラワー祭り」が5月3・4日に開催されます。因島フラワーセンターを舞台にして行なわれるこのイベントは数年前まで年に2回(春と秋)に行なわれていましたが、予算の関係なのか、今ではこのGWにのみ行なわれています。
よりによって、ひろしまフラワーフェスティバルと重なる時期に行なうなんて自殺行為だと思うのですが、もしかしたら旅行会社がツアーを組んだときに勘違いして、因島に来てくれる人がいるとでも思っているのでしょうか?
僕は因島に帰ってきてから、必ず息子と一緒に出掛けるようにしているのですが、いつもはガラガラのフラワーセンターに沢山の人が来ているのを見るのは嬉しいものです。センター内は見るところは取り立てて無いのですが、公園に散歩に来たくらいの気持ちであれば、結構のんびりと過ごせる良い空間ではないでしょうか。(入場料が大人500円かかるけど・・・)
今年はヒーローショー(マジレンジャーがやってくる)や水軍太鼓、紙芝居など例年より若干はイベントが多いように思います。青空市もアメニティプールで行なわれ、小早体験や魚のつかみ取りなど魅力的なイベントもあります。
いつもはフラワーセンターにしか行かない僕ですが、今年はアメニティプールの方にも行ってみようかなぁと思います。もし、模擬店に「因島Tシャツ」があったら必ず買うと思うな。
因島市として最後のフラワー祭りですが、地味ながら皆に愛されるイベントであってほしいと思います。もし因島を訪れる方がいらっしゃいましたら、地元の人と話をしてみてください。きっと皆が心から歓迎してくれるはずですから。