因島の北側の地域では家を建てる時の風習があります。棟上げが終わると屋根の上(もしくは二階部分)からパンやお菓子を投げて集まってくれた人たちに振る舞います。 今日は因島フラワーセンターのすぐ隣で行われるとの情報を聞き、行ってきました。夕方17時から約5分間というものだったにも関わらず沢山の人たちが来ていて驚きました。
小さな子どももいて、投げられたパンを両手にぶら下げて歩いている姿が微笑ましかったです。一生懸命になって写真を撮ったつもりだったんですが、ぼやけてしまっていました。さすがに携帯のカメラでは限界があったようです。(決して僕の腕が悪いんじゃないと思うのですが・・・)
昔はパンではなくて、お餅を搗いて、それを投げる「餅投げ」でした。幼い頃に連れて行ってもらい、拾った(投げられたものを掴むことは出来なかったので、落ちたものを拾っていた)餅をビニール袋に入れて持ち帰っていました。この頃はお餅の中に5円玉や50円玉、時には100円玉が入っていて凄く嬉しかったように覚えています。
いつの間にかお餅からパンやお菓子に変わりましたが、子どもにとって嬉しい行事であることには変わりないのだと思います。こんな地域の風習が続けばいいなぁとつくづく感じる嬉しい出来事でした。