正月のサッカーといえば、「高校サッカー選手権」が盛り上がり、新聞紙上などでも取り上げられます。ここから新しいスターが誕生する可能性も大いにあるわけだから、僕も非常に楽しみながら観戦しています。
しかし、もう一つ日本サッカー界の大イベントがあるのです。それが「天皇杯サッカー」なのです。Jリーグの誕生と共にその注目度は薄れていますが、この大会こそが真の日本一を決める大会なのです。(当然、否定的な意見は多数あると思いますが・・・)
というのは、全国各地からどのチームが参加しても良いのです。まず春先から都道府県予選を行い代表を選び、そこから全国予選が始まります。そして勝ち進むと、今度はJリーグチームも登場してきます。つまり、本当に強いチームであれば、田舎町の草サッカーチームがJリーグチームと試合をして、それに勝ち、日本一になることが出来るのです。そこには”夢”を見ることが出来るのです。当然、運営などにお金がかかるので、参加費も多額なんですがね・・・。
運営の方法や、試合の形式(トーナメント1試合方式)など、色々と文句をつける人もいますが、僕はこの大会は素晴らしい大会だと思っています。プロの選手やチームを相手にプレーできるなんて、なかなか考えられないですからね。
翻って、野球はどうなんでしょうか?プロとアマとの垣根が低くなってきましたが、それでもこういった大会を開催することは難しいようです。日本の野球がサッカー同様に”夢”を抱けるような大会を開催してくれることを願っています。