浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

サッカーエリート教育プログラム

2005年11月15日 | スポーツ

時事通信の記事から。

『日本サッカー協会(JFA)は15日、来春開校する中高一貫のサッカーエリート教育プログラム「JFAアカデミー福島」の入学生最終選考試験で、男子17人、女子23人が合格したと発表した。
 選考試験には男女757人が応募し、実技など3次試験まで行われ、男女計40人(GK各2人)が難関を突破した。入学生は地元校に通いながら、福島県楢葉町、広野町のJヴィレッジで専任コーチらの指導を受ける。』 

僕の正直な感想は、「こんなことして大丈夫なの?」です。

今、日本サッカー界は、欧州スタイルの育成方法(特にフランス)をベースとして日本独自の指導スタイルを作ろうとしています。このエリートプログラムもフランスが成功したとの結果を受けて、模倣しようとしています。

しかし、小学校を卒業したばかりの子どもが日本のエリート教育プログラムに選ばれて、勘違いしないでしょうか。決してそこはゴールではないのに自分が優れた人間だと勘違いしないでしょうか。きっとこの中から日本代表になる選手も出てくるのでしょうが、必ず全員が優れた選手になるかというとそうではありません。その殆どの選手がプロにさえ成れないでしょう。その次をしっかりと考えてくれた教育であってほしいと思います。