今年はサッカーのW杯がドイツで開催されます。それに向けて、昨年12月10日にW杯公式球「+チームガイスト」がアディダス社から発表され、販売されています。なんとお値段15435円也。レプリカモデルだと5000円くらいであるようですが、サッカーのボールって高いんですね。最近はずっとW杯公式球はアディダスが作っているように思います。
ちなみにアディダス社はドイツのブランドなので、今回のW杯では凄く力を入れていると思われます。もうひとつ言えばプーマもドイツのブランドだったと思うけど、どうもアディダスほど派手ではないみたいです。
さて話は戻って、今回の公式球ですが、特徴としては「従来32枚のパネルを繋ぎ合わせていたところを14枚に減らし、凹凸を少ない球体を実現し、より正確なコントロールが可能」になったそうです。色々と賛否両論があるようですが、前回2002年W杯公式球「フィーバーノヴァ」も否定的な意見があったものの、その技術がその後のボール開発につなげられていることを考えると、今回の技術も今後のボール開発に影響を与えることになるのでしょう。
実はこのボールの開発ですが、いかにもアディダスが全部行なったように言われていますが、日本の企業が少しは関わっていることを知っていますか?その会社は広島にあります。球技スポーツをしている人なら一度は聞いたことがある「モルテン」というメーカーなのです。今回の技術もモルテンの技術が使われているようです。詳しいことは分かりませんが、日本でW杯公式球の販売を取り扱うのもモルテンが権利を持っているはずです。
だから日本でW杯公式球を買うと、たぶんボールに「molten」の文字が入っているはずです。そんなことを思いながら店頭のサッカーボールを見てくださいね。