子供のころから歩くことが嫌いだった。
歩く遠足に行った記憶がない。
40歳代のころ何故だったか平日に休みが
あって母と鞍馬に行ったことがある。
参拝を済ませて「貴船まで歩こうか」と
言ったら母が「えっ、大丈夫?歩けるの?」
と驚いたのを覚えている。
胸部動脈瘤の手術を東京慈恵医大で受けて
帰宅するとき1日3千歩歩くように言われた。
別に戸外でとは言われなかった。
昨年大腿骨骨折で(そのほか内臓にも問題
が見つかって簡単な手術をしたので)
3ヶ月半の入院をした。
退院するとき、理学療法士が「退院後の
生活」として渡してくれたのは
「スクワット、つま先立ち、かかと落とし、
片足上げ」だった。
足の筋力が弱っていることは実感している。
100日病床生活だった。
アップルウオッチの示す昨日の歩行数は
4,665歩。おおむね毎日4千歩。
昨日は注文していたイオンからの食料品が
届いて冷凍、冷蔵、常温の3個の箱から
それぞれビニール袋に包まれた食品が
玄関に並べられる。
それを台所の冷蔵庫まで運ぶ。
おおよそ毎回1万円ほど。
その前にアマゾンからペットボトルの
お茶も届いていた。
箱ぐるみ持ち上げられないので数回に
分けて食堂まで運んだ。
それで少し歩数を稼いだのだろう。
歩くのが健康に良いとは知っている。
こういうぼちぼち歩きでは歩数はカウント
していてもなんの役にも立っていないのかしら。
散歩も早歩き、さっさ、とっとと歩くのが
良いと聞いたことがある。
昨日はいつも頼んでいるご夫婦が庭の草取り
に来てくれた。
その前日はご主人のほうが畑の草刈り。
仲が良くてよく働く2人。
支払いしながらお茶菓子を出したとき
内容は聞かなかったけれど妻はいつも
内職もしているという。
内職の手間賃は安いと言っていた。
地方の最低賃金が押さえられている。
働ける体力が生かされていない。