4歳試し採り
4歳試し採りと云うのも変な話ですが、5歳が健在なので敢えて4歳で仔を採る必要がないということです。この仔達の親は、いざと云う時の為に♂追う・♀雌産むの確認の為に採卵したのです。いらないと云えば要らないお荷物ですが・・・・・?
我々アマチュアは1ペアーで3腹採れたらシーズン最良で、同じペアーで3歳、4歳、5歳、6歳、7歳まで追えたら、しこたま子孫が残る勘定になるのですが、ところがどっこい毎年進化したらんちゅうが得られるとは限りません。しかも4歳の秋になってやっと結果が出てくるのがこのらんちゅうです。宇野先生から宇田川先生に引き継がれて約100年近く、気の遠くなるような遺伝継承を繰り返して得られたらんちゅうを我々は飼わせてもらっています。これからも宇田川先生の教えを守り、姫路宇田川会の皆さんや東京の仲間に教えてもらいながら、らんちゅうの進化の道を歩みたいと思っています。
P.S. 最近いろいろなサイトで1:1の仔引きで遺伝を見るとか系統を作るという書き込みをよく見かけます。500年の交雑を繰り返してきたらんちゅうを一代、二代、1:1の交配をしたからと云って結果が得られるものではないんやけどな~?
まあ!云うのは勝手で、云うたもん勝ちやけど、それを鵜呑みにする若い人がかわいそうや