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オオバナノエンレイソウは、その名のとおり白い大きな花弁をつけ、エンレイソウの仲間では一番大形の花です。林の中で群生しているのでよく目立ちます。
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よく似た白花に、ミヤマエンレイソウ(シロバナノエンレイソウ)がありますが、オオバナノエンレイソウのほうが大きく、形も丸みを帯び、先もあまり尖りません。このように上を向いて咲くのも特徴です。
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純白のドレスをまとっているような優雅な姿、エンレイソウやコジマエンレイソウの赤い花とは対照的です。
オオバナノエンレイソウ (ユリ科 エンレイソウ属)
低地や山地の林内に生える多年草。シロバナエンレイソウに似ているが、全体に大型である。芽ばえてから花が咲くまで15年もかかるといわれている。この花は北海道大学のシンボルマークになっている。