花散歩

函館および道南の野山の花を中心に、観光、グルメ、温泉などを紹介しています。

ノビネチドリ(延根千鳥)

2007年05月26日 | 山野草
昨日の暴風雨も朝には止んでいました。怪しい空模様の中、花探しに出かけました。

雨に洗われ、新緑が一層鮮やかな森は、思わず深呼吸したくなるような気持ち良さです。林道沿いでは、野性のランの一種、ノビネチドリが迎えてくれました。

どうです、可愛い花でしょう。背が高く濃いピンク色の花を沢山つけるので、比較的見つけやすいランです。

ノビネチドリ (ラン科 テガタチドリ属)
山地の林内や草地に生える多年草。「延根」は根が横に良くのびるところから、「千鳥」は花の形が小鳥の飛ぶ姿に似ているところから名づけられた。群生することはなく、離れて生えていることが多い。葉は4~7枚で、葉の周辺部は波状である。花は穂状の花序に多数つく。