ムラサキケマン(紫華鬘) 2007年05月17日 | 山野草 函館山の付近で固まって咲いているムラサキケマンを見つけました。エゾエンゴサクの仲間ですが、色が紅紫色をしています。 華鬘というのは仏殿の欄間などの装飾具のことだそうです。 花の長さは12~18 mmほどで先は濃い紅色の唇形です。上部に紅紫色の筒状の花を多数つけます。 ムラサキケマン (ケシ科 キケマン属)平地や山麓の日陰や湿った場所に生える2年草。茎には稜があり5角形。葉は細かく裂ける。茎、葉とも全体が柔らかく、傷つけるとやや悪臭のある液を出す。
エンコウソウ(猿猴草) 2007年05月17日 | 山野草 エゾノリュウキンカにそっくりの黄色の花を見つけましたが、こちらはエンコウソウです。 エゾノリュウキンカは花が集散状につくのに対し、エンコウソウは1、2個つけ、鋸葉が目立たないのが特徴です。 エンコウソウ (キンポウゲ科 リュウキンカ属)山地の湖や沼のまわりなど湿地に生える多年草。花の柄が長くのびる様子をテナガザルの手に見たてて名が付いた。茎は直立せず地面をはい、先の方は斜上して花をつける。