以前紹介したクルマバソウにそっくりな花、オククルマムグラ(アカネ科)が群生していました。難しい名前ですが、オクというのは深山、クルマは葉の形から、ムグラは草むらや藪の事で、蔓がはびこり藪になる草と言う意味のようです。
山地の木陰に生える多年草。葉は普通6枚輪生し、長楕円形で葉先は短くとがっています。茎は4角で稜があり下向きの刺毛が生えます。よく似たクルマバソウの茎は無毛です。
花冠は先が4つに裂けた杯状で、直径3㎜程のとても小さな花です。
函館山では、この花の群生がたくさん見られました。
函館山では、この花の群生がたくさん見られました。