花散歩

函館および道南の野山の花を中心に、観光、グルメ、温泉などを紹介しています。

岬の花

2008年06月10日 | 山野草

函館山の帰りに立待岬に寄りました。山は穏やかでしたが、岬は風がとても強く荒波が打ち寄せていました。

咲き始めたハマナスの花も風に揺れています。

岩場に咲くアブラナ科のハマハタザオ(浜旗竿)です。茎が旗竿のように真っ直ぐ立っていることから名づけられました。

海岸近くに群生していた、ナデシコ科のオオバナノミミナグサ(大花耳菜草)です。

海岸の岩地や草地などに生える多年草で、高さは20~60cm程です。花は約1㎝くらいですが、群生していると見ごたえがあります。
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ツクバネソウ(衝羽根草)

2008年06月10日 | 山野草

ツクバネソウ(ユリ科)は、深山の林内に生える高さ15~40㎝になる多年草です。葉は茎の先端に4枚輪生します。花の形が羽根突きの羽根に似ていることから名が付きました。
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コウライテンナンショウ(高麗天南星)

2008年06月10日 | 山野草

コウライテンナンショウ(サトイモ科)は、今の時期、山地や林内でよく見られます。暗い所で見ると異様な姿にドキッとします。茎にまだら模様があり、花の形が舌を出した蝮の姿に似ていることからマムシグサとも呼ばれています。

こちらは葉が斑入りのものです。花のように見えるのは仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる部分で、その中に肉穂花序(にくすいかじょ)があります。仏炎苞は淡緑色から黒紫色と多様です。トウモロコシ状の果実は最初は緑色ですが、秋には赤く熟します。
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