恩師のご著書「講演集」より
講演集、 三
神に背いてもなお許される
或る宗教では、「神の御名において許しません。
自己顕示欲は神の名において
許しません」と、言っています。
しかし、神とは無限の許しです
どれほど私たちが神様に背いても、「目覚めなさい、自らに目覚めなさい、
そして幸せになりなさい」という思いだけが神のみ心です。
その無限の許しの神の御名を使って「許しません」という面白い宗教があるのですね。
その証拠に自殺という、神の御心に最も背いた者にさえ、神は目覚めなさい、
どうぞ救われなさいと言って、愛を垂れ給います。
イエスは、今自分を突き殺そうとしている者、今自分の命を奪おうとしている
者をさえ、許してあげてほしいと祈られました。
人間の持つ窮極の愛を、身をもって表されました。
ある所で、「イエスはその時、『ああ、神は私を見捨てられた』と言って、
死んだというのは本当ですか」という質問を受けたのです。
そんなことは絶対ありません。
もし、イエスがそう言って亡くなられたのなら、今のキリスト教は存在しません。
ただの人ですから、この話をさせてもらいましたら、ある方が突然泣き出されました。
「あなたもその時、見ましたね」と言いますと、
「この目で、私は確かに見ました」とおっしゃいました。
だから、窮極の愛とは自分の命を奪おうとしている者にさえ、その者への罪が
許されるように、罰があたらないようにと、幸せを祈る愛のことですね。
私たちも、その万分の一でも日々の生活の中で、その行いを真似させてほしい、
実践させてもらいたいと思います。
~ 感謝・合掌 ~