恩師のご著書「講演集」より
講演集、 三
人を救う実践は「光」である
先の続き・・・
「自ら光となります」こんな有難い教えはほかにありません。
滝に打たれたり、寒いのに氷を割って水の中に遣ったり、
そんなことは一切しなくていいのです。
自分の行いによって光となります。
或るは神のみ使いとなることができます。
そして、自分がほんとうに神のみ使いとして、
この地上の方々を救わせてもらう為に生まれさせてもらったのだあという自覚も、
自らできあがってきます。
それは、「たださせていただく」という行為の中に分かってくるのです。
だから、私個人の時間は何もありません。
すべては人さまのものです。
また神のものです。
私のすべては神のもの、私のすべては人々のもの、私の時間は神のもの、
私の時間は人々のものです。
神の僕であり、人々の僕として生きる時、自ら光になります。
難しいことは何も要りません。
言葉とか理屈ではないのです。
ほんとうに私たちが光り輝きます。
昨日もここにお見えになった方が、目を開いて私たちを見たら、
私の足だけ見えて、他は何も見えなかったとおっしゃっていましたね。
ただ光だけ、そういうことは絶えずあるのですね。
特に成仏できない霊をその人に入れますとね。
一メートルぐらい間隔をあけまして、
「くそ、誰じゃ。どこにいるのか、どこにいるのか」と言って、
大きな目をむいて一メートルほど離れた私を探し歩いています。
全く見えないのです。
それは、闇の世界から光の世界を見ることができないからです。
嘘のようですけど、大きな目をぐっとむいておりながら、
私を見ることができないのです。
それだけではありません。
今度は自分の周り、環境そのものが光に包まれます。
しかし私だけではなく、私と一緒に行った人全部がその光を見ます。
黄金の光にずっと包まれていきます。
神様はちゃんとそれを証明して下さいます。
~ 感謝・合掌 ~