浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「御垂訓」

2018-02-27 23:32:21 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

   恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


         第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密

        現代によみがえるイエスの奇跡

そういう自覚と有り難さと、そして厳かな気持ちから、
非常に満足して喜びと平安に満たされた心でおります。
しかも、その「現象」が実は神の証しである「現証」であるということを
十分に知っています。
だから、神との約束であれば、
それを果たしていく以外に生きる道がないようです。
かつては多くの過ちを犯してきたこの身であっても、
厳しい反省を通して悪を止め、善を作ることにより、
この世に生を享けた意味と、
お役目ということをはっきりわからせていただきました。
いくら頭で天の理想を理解していても、
この肉の身にそれを体現できなくては、
この地上の生活はよくなりません。

雲の上から降りたら、
今度は神様の愛の心を自分の肉体を通して行為として具現していく
必要があると思います。
ただ、病気を治すだけではありません。
病気を治すのは、あくまでも方便です。
神癒とは、
私たちの一人一人が生まれてきた目的や心の正しい在り方に
気付くために手段の一つであり、大自然の法則と神の御心に沿った
生き方を実践するためのきっかけにすぎません。

最終的な癒しは体だけでなく、心までも安らぎと至福感で満たし、
その人の心を救うものです。
心が救われてこそ癒しは成功したと言えます。
神の御心とはどういうものかを述べ伝えていかなくてはならないと思います。
ただ言葉や理論だけでなく、生活の中で神の御心を日々実践し行う努力を
続けながら、自ら人々のお手本として示し現わしていかなくてはなりなせん。
宗教は信じますか、とよく聞かれます。

「宗教は信じません」なぜですか。
「宗教は人が作ったもので神がお作りになったものでないからです」
神は信じますか「神は常に私とともにあられます」
宗教組織はつくりませんか。
「死ぬまでつくりません」後継者はどうしますか。
「私のような厳しい生活を人に強いることはできません」また、
誰もできないでしょう。


           ~ 感謝・合掌 ~



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「御垂訓」

2018-02-27 00:24:22 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

   恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


      第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密

      現代によみがえるイエスの奇跡

不思議なことが起きだしたのは、四十歳の頃でした。
昭和四十年代後半から昭和五十年代にかけて、
医者に見放された人、捻挫で足が腫れ上がって歩けない人、
腰痛で見動きもできない人、骨折した人などが
次々に治り、さらに癌が治った人まで、あらゆる人が癒されていきました。
今日までに国内だけでなく、ドイツ、イギリス、イタリア、フランス、
オーストリア、スイス、オランダ、ポーランド、オーストラリア、
ニュージランド、インド、タイ、台湾、中国、香港、韓国、ヨルダン、
イスラエル、エジプト、カナダ、アメリカ、ギリシャなど海外各地を回り、
たくさんの人々への奉仕をさせていただきましたが、その間に自分でも
驚くような神癒による奇跡を見せていただきました。

目の見えない人が目を開き、もの言えぬ人が言葉を語り、
足の立たぬ人が立ち上がって歩き、また死せる人が生き返る。
まさに聖書の中でイエス・キリストが行ったと言われる癒しの奇跡は
現実であったということを実感しました。
そればかりか、癌の方でも私と何度か逢ううちに、
病院で検査したらいつのまにか癌が消えてしまい、
ご本人もお医者さんもびっくりされたという事例、
また癌を病みながらも一切の苦痛や恐怖を知らず、
感謝のうちにこの世を去っていくというケースなど、
現実に起きている事柄を挙げたら枚挙にいとまがありません。
こうした心身の癒し奇跡も含めた、
不思議な事や考えられない出来事の数々を
体験させられてきた人間も、現在の世界にはそんなにおられないと思います。

しかし、別に自分のことをみなさんとは違う特別な人間と思ったことは
一度もありません。
むしろ、こういう出来事に遭遇するごとに、
だんだんと謙虚の大切さが身にしみてきます。
というのも、己れ以外の偉大な神の力というものを思い知っているからです。
神とはコズミックパワーあるいは大宇宙大自然をつかさどる力と
言ってもいいでしょう。
とにかく私たちの生命を生かしてくださっている力を本書では
神と呼ばせていただいています。
癒しの出来事を前にして、人々は目をみはり、感嘆の溜息をもらします。
呆然自失する方々もあります。
一同感涙にむせぶ場面がよくあります。
このような出来事は常に見せていただきますが、
ただの一度も治したと言ったことも思ったこともありません。
それを為したのはけっして自分自身の力にはあらず、
父なる神の偉大なる御業であるということを誰よりもよく承知しています。


         ~ 感謝・合掌 ~




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