浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

雲間より一条の光 天降り
目もくらみたり 黄金の海

「御垂訓」

2019-01-16 00:29:06 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」上巻より

                
講演 九

「この現象界は神仏よりいっさいの権限を光の天使に
  委ねしところなり光の天使は慈悲と愛の
    塊にしてあの世この世の諸霊を導かん」

先の続き・・・

命の長い、短いは、私には関係ありません。
神が私を必要とされれば働かせていただけるし、
燃えて燃え尽きてしまえば、自分の使命を完遂させて
もらえると、このように思わせていただいております。
ですから、少々ハードなスケジュールでありましても、
一晩一時間か二時間ぐらいの睡眠を頂くだけでも、
ピンピンしております。

これは不思議なことですね。
そのような時に、神はエネルギーを注がれると思います。
そして必要があれば、
神も絶対にこれを見捨てることはなさらないと思います。
人間というのは素晴らしい面もあれば、
また嫌な面も持っていますね。

今朝のテレビで宗教の時間に、
良寛さんの句をとりあげていました。
裏を見せ表を見せて散るもみじ
これは私たちの一生を詠まれているように思いました。
嫌な面を見せ、或いは素晴らしい面を見せながら、
やがてこの世から散っていく、そしてまた、
自然に帰るのではないかと思います。

素晴らしい面ばかり持った方はごく稀だと思います。
また、嫌な面ばかり持った方もおられません。
裏を見せ表を見せ、
裏もあり表もあってこの世は成り立っているのです。
ですから、人様を見た時も、
できるだけ裏も表も見せながら正しく見るように
日々精進していきたいと思います。


  ~ 感謝・合掌 ~


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