~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~
講演 十
「さらに諸天善神あり」
先の続き・・・
諸天善神の中には蛇を神として祀ったり、
狐さんを祀ったり、
四国へ行きますと狸さんを祀ったりしています。
四国の阿波狸、伊予狸、讃岐狸といって各県に狸の
神様がいます。
阿波狸は金長大明神という名前ですが、
おもしろいことがありました。
四国へ行かせていただいた帰りに
連絡船の乗り場で、
そこに大きな看板が出ていまして、
それは金長大明神さんの宣伝の看板なのです。
私の意識の中で、狸さんの意識に聞きました。
「あなた、いい名前を付けてもらいましたね、
金長って素晴らしい名前ですね。
どうしてそんな名前を付けてもらったのですか」と
意識で話しかけますと、その神狸が
「私のこれ、見て下さい。長いでしょう」と
言うので見ると、大きな金が下まで
ぶら下がっています。
「それで金長大明神という名前を付けたのだなあ」と
分かったのですが、狸まで神様として祀っています。
~ 感謝・合掌 ~