恩師のご講演ラジオ放送より
心の扉―2
主題:喜捨と陰徳で
天の倉に
心の宝を貯める
先の続き・・
私は三十年間ほど毛布の生産を
しておりました。
二十歳代からずっと私よりも
恵まれない方の為に毎月、
あるいは貯めて置いて、
年に一回喜捨をさせてもらってきました。
毛布をトラックに積んで、
施設に配らせてもらうことを
ずっと続けきました。
今も年末の助け合いの折などには、
心ばかりの喜捨をさせて戴いております。
こういうことを自分で話してしまうと
自慢たらしく聞こえます。
たった一つ良い行いをして、
それを一人の人に喋るだけで
帳消しになるのですから、
百人に喋ると九十九の赤字です。
ここでこうしてお話すれば大きな赤字です。
私が損をするというのはこのことです。
しかし皆さんに心豊かになって戴ければと、
天の蔵から放出するつもりで、
そのコツをお話させて戴きましょう。