浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

極楽と地獄の在り処
たずぬれば我が内にこそ
共にあるなれ

「御垂訓」~心の扉~

2019-03-21 01:09:24 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご講演ラジオ放送より

心の扉―2

主題:喜捨と陰徳で
      天の倉に
       心の宝を貯める


先の続き・・

私は三十年間ほど毛布の生産を
しておりました。
二十歳代からずっと私よりも
恵まれない方の為に毎月、
あるいは貯めて置いて、
年に一回喜捨をさせてもらってきました。

毛布をトラックに積んで、
施設に配らせてもらうことを
ずっと続けきました。

今も年末の助け合いの折などには、
心ばかりの喜捨をさせて戴いております。
こういうことを自分で話してしまうと
自慢たらしく聞こえます。

たった一つ良い行いをして、
それを一人の人に喋るだけで
帳消しになるのですから、
百人に喋ると九十九の赤字です。

ここでこうしてお話すれば大きな赤字です。
私が損をするというのはこのことです。
しかし皆さんに心豊かになって戴ければと、
天の蔵から放出するつもりで、
そのコツをお話させて戴きましょう。




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